「時代の変革点における最良のパートナー」である株式会社グローバルキャスト(所在地 愛知県名古屋市中村区、代表取締役 川口 英幸) が、特別会員として参画する一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構(代表理事:平瀬 錬司、以下 本機構)が『非上場・中堅中小企業向けサステナビリティ情報の活用ハンドブック ver1.0(以下、本ハンドブック)』を公表したことをお知らせします。

本ハンドブックの概要

–  GRIやISSB等の国際的な開示フレームワーク・基準等と分科会の一部参加メンバー(15社)が利用しているサステナビリティに関わるヒアリング項目をベースに、37社参加の分科会での16回に渡るディスカッション、3回のアンケートを経て、活用目的および項目を確定しました。

– 「環境 Environment」、「社会 Social」、「ガバナンスGovernance」 それぞれの世の中の動きと、情報活用方法(取組のメリット)をまとめています。

–  企業側が段階的に取り組みやすいように、サステナビリティ情報の開示レベル別(入門・基本・応用の3区分)ごとの開示情報の参考を掲載しています。

– 企業が独自のサステナビリティ経営を進めるためのヒントとして活用しやすいよう、取り組み内容や効果をまとめたモデル事例集を掲載しています。

本ハンドブックの目的・背景

 日本の中堅中小企業は、競争により切磋琢磨し創意工夫を重ね、日本の産業を世界有数の水準に導きました。しかし近年の中堅中小企業をとり巻く経営環境は、仕入れ価格の高騰、人手不足や賃上げ、差別化が困難で価格競争が激しい状況、日本市場全体の沈下などにより楽観視できなくなっています。

 このような時代に新たな世界線を切り開いていくためには、1社1社の個別の努力だけでは困難なため、意志をもって生き抜こう、成長しようとする中堅中小企業が一体となって、方向性や価値観を合わせることが必要と考えています。そのような中堅中小企業の方々に、持続可能な将来のための羅針盤を提供することが、本ハンドブックの最大の目的です。中堅中小企業が消費者や求職者、顧客や金融機関などに長期的に支持され、選ばれ、生存、成長していくために、それぞれの企業が持つ「優しさ」を可視化し、伝えていく際の羅針盤として、本ハンドブックが活用されることを願っています。

※参考

一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構:https://www.j-sdsc.org/

グローバルキャスト SXサーベイ:https://service.sxsurvey.net/