関西・大阪の電気が安い電力会社おすすめ比較ランキング!一人暮らし・電気ガス・オール電化向きプランも解説【2025年5月】

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関西 電力会社 おすすめ アイキャッチ

「関西で電力会社を乗り換えたいけど、どの会社がおすすめなの?」「どのくらいお得になるの?」と悩んでいませんか?

関西エリアでは関西電力のほか多くの新電力会社から選べますが、料金の安さやメリット・デメリットを比較しなければ本当にお得になる会社を見つけることはできません。

2025年5月請求分からは政府による補助金もなくなり、また再エネ賦課金も値上げとなることから、全国的に電気代が高くなることが確定しています。しかし、安い電力会社に乗り換えて対策すれば電気代を節約することは可能です。

結論として、関西地域ではシン・エナジーLooopでんきエネワンでんきの3社が特におすすめです。シン・エナジーは関電よりも単価が安く、Looopでんきは時間帯で大幅にお得になる点が魅力的です。

この記事では、関西地域での電力会社の料金プランお得なキャンペーン情報を徹底的に比較しました。安さのランキングだけでなく、一人暮らし・電気ガスセット・オール電化に向いたプランも紹介。関西地域ならでは選び方についても解説しています。ぜひ参考にしてください!

おすすめの電力会社

電力会社特徴
安さNo.1!一人暮らしにも最適
シン・エナジー
シン・エナジー
最低料金と従量料金が関西電力よりも安い
・昼or夜の最適なプランに切り替えられる
・マイページで自動シミュレーション機能あり
・切り替えで3,000円割引キャンペーン実施中
電気ガスまとめたい人におすすめ
エネワンでんき
エネワンでんき
電気ガスのセット割がある ・都市ガスだけでなくLPガスでもセット割引が適用
・200円につき1ポイントのPontaポイント還元
・期間限定で基本料金5ヶ月分無料キャンペーン実施中
オール電化におすすめ
リボンエナジー
リボンエナジー
オール電化住宅向けの割引がある
・深夜の電気代が格安で、エコキュートにぴったり
・電気自動車充電の割引あり
・新規契約で最大5,000円キャッシュバック
【2025年5月1日更新】最新電気料金情報
  • 2025年7月~9月、猛暑対策として政府が電気・ガス料金補助を再開予定(2025年4月22日、時事通信
  • 2025年5月請求分の電気代は前月比で436円の値上がり(2025年3月28日、東京電力ホールディングス
  • 2025年5月~2026年4月の再エネ賦課金は前年比0.62円/kWh増の3.98円(2025年3月21日、経済産業省
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目次

関西・大阪エリアの電力会社おすすめランキングTOP5

関西エリアで電気代を節約するなら、電力量料金の単価と燃料費調整単価の安さで選びましょう!

関西エリアで電力会社を選ぶなら、①電力量料金の単価と②燃料費調整単価(電源調達調整費)の2点を重視すべきです。この2つのポイントを押さえれば、電気代の節約につながります。セット割引やポイント還元よりも、まずはこの2つの料金単価を比較することが重要です。

【ランキングにジャンプ】
関西・大阪エリアにおすすめの電力会社
①「電力量料金の単価の安さ」で選ぼう!関西エリアで重要な理由

理由その1

最低料金は電気代の一部にすぎない

関西電力エリアでは「最低料金制」という独自の料金体系を採用しています。電気代全体から見ると最低料金は電力量料金よりも内訳としては少ないという特徴があります。

理由その2

使えば使うほど差が開く

電力量料金の単価は1kWhあたりです。そのため、電力量料金の単価がわずかでも安いと、使用量が増えるほど節約効果が大きくなります。

安い電力会社を選ぶ際は最低料金よりも電力量料金の単価に注目しましょう。

最低料金の差額は一見大きく見えますが、これは1回きりの差額です。一方、電力量料金の単価差は使えば使うほど積み重なっていく差額となります。

編集部
編集部
例として、関西電力と新電力会社「シン・エナジー」の料金表を比較してみます。

関西電力と新電力「シン・エナジー」の料金表を比較

料金区分関西電力
従量電灯A
シン・エナジー
きほんプラン
差額
最低料金
(最初の15kWhまで)
522.58円396.81円125.77円お得
15kWh超過120kWhまで
(1kWhあたり)
20.21円19.81円0.40円お得
120kWh超過300kWhまで
(1kWhあたり)
25.61円23.83円1.78円お得
300kWh超過
(1kWhあたり)
28.59円27.30円1.29円お得

【シミュレーション】
ファミリー世帯の場合(月間使用量:350kWh)
※燃料費調整額を除く

関西電力:522.58円 + 20.21円×105kWh + 25.61円×120kWh + 28.59円×50kWh= 8,683円
シン・エナジー:396.81円 + 19.81円×105kWh + 23.83円×80kWh + 27.30円×50kWh = 8,131円

月に552円の節約(年間6,624円お得)

編集部
編集部
1kWhあたりではわずかな差ですが、実際の使用量でシミュレーションしてみると大幅に節約できることがわかりますね!関西エリアでは電力量料金の単価が安い会社を選ぶのがおすすめです!

⇒電力量料金の単価が安い会社「シン・エナジー」をチェックする

②「燃料費調整単価」や「電源調達調整費」が安い電力会社がおすすめ

電力会社を比較する際は、「燃料費調整単価や電源調達調整費」が安いかも確認しましょう。

編集部
編集部
燃料費調整単価や電源調達調整費とは、電力量料金とは別に使用電力量にかかる単価のことです。単価は電力会社によって異なるのでチェックしましょう。

ポイント1

燃料費調整単価の仕組み

燃料費調整単価は発電に使用する燃料(石油・石炭・LNG)の価格変動を電気料金に反映させる仕組みです。世界情勢や為替の影響を受けやすく、近年は高騰する傾向にあります。

ポイント2

関西の燃料費調整単価の現状

関西エリアでは現在、燃料費調整単価が高い状態が続いています。関西電力の従量電灯Aは2025年5月時点で2.24円と上限に届いており、他の新電力会社でも高額になる可能性があります。

2025年5月現在、関西電力「従量電灯A」では燃料費調整単価が上限に達することが多く、近年の情勢の影響を強く受けていることが伺えます。

【関西電力の燃料費調整単価の推移】
関西電力の燃料費調整単価の推移※参照・引用元:燃料費調整制度|電気|関西電力 個人のお客さま

編集部
編集部
関西電力と燃料費調整単価(電源調達調整費)が安い新電力会社を比較してみました。どのくらいお得になるのでしょうか

関西電力とおすすめ新電力の燃料費調整単価(電源調達調整費)比較(2025年5月分)

電力会社プラン燃料費調整単価(電源調達調整費)
関西電力従量電灯A ・最初の15kWhまで:33.66円
・15kWhを超える1kWhにつき:2.24円
シン・エナジーきほんプラン0.00円
LooopでんきスマートタイムONEなし

【シミュレーション】
家族世帯の燃料費調整額(電源調達調整費)比較(450kWh使用)

関西電力:33.66円 + 2.24円×435kWh = 1,007.26円
シン・エナジー:0.00円 = 0円
Looopでんき:なし=0円

燃料費調整額だけで月に1,000円以上の差が生まれます。

編集部
編集部

シン・エナジーの単価は2025年5月分が0.00円と設定されており、関西電力より大幅にお得です。また、Looopでんき燃料費調整単価自体がないというメリットがあります。

【選び方のまとめ】
関西エリアでは、どんな家庭タイプでも電力量料金の単価と燃料費調整単価(電源調達調整費)が安い電力会社を選ぶことが重要
です。一時的なキャンペーンやポイント還元よりも、これらの料金を重視しましょう。

上記の2点を踏まえて、2025年5月時点で関西エリアで電気料金が安くておすすめの電力会社は以下の5社となりました。

様々な電力会社を比較した結果、特にシン・エナジーLooopでんきがおすすめです。

おすすめ電力会社ランキングTOP5

ランキング電力会社特徴電気料金
(346kWh使用)
1位シン・エナジー電力量料金と電源調達調整費の単価が関電より安い!8,022円/月
2位Looopでんき燃料費調整単価が0円!時間帯でお得になる6,024円/月
3位エネワンでんき電気・ガスをまとめてお得になる9,812円/月
4位リボンエナジー基本料金&燃料費調整額が0円10,421円/月
5位idemitsuでんきガソリン割引で車利用者に人気9,600円/月

1位:シン・エナジー「きほんプラン」「生活フィットプラン」|単価の安さNo.1!

シン・エナジー きほんプラン 関西
評価★★★★★
特徴・最低料金と従量料金が関西電力よりも安い
・昼の電気代が安いプランと夜が安いプランに切り替えられる
・マイページで自動シミュレーション機能あり
最低料金396.81円
従量料金15~120kWh:19.81円
121~300kWh:23.83円
301kWh~:27.30円
提供エリア全国
電気ガスセットなし
解約金なし
料金シミュレーション
世帯人数使用量電気料金
1人暮らし200kWh/月4,383円/月
2人暮らし346kWh/月8,022円/月
ファミリー438kWh/月10,533円/月

※2025年5月分の電源調達調整費を含む。再エネ賦課金は除いて計算しています。※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)※参照元:シン・エナジー 電力小売供給約款低圧個人

シン・エナジーのメリット・デメリット

メリットデメリット
電力量料金の単価が関西電力より圧倒的に安い
電源調達調整費が安い(2025年5月分で0円)
生活スタイルに合わせて昼安プラン・夜安プランが選択可能
マイページで最適なプランを自動判定してくれる
プラン変更が簡単にできる
知名度がまだ低い
電源調達調整費の上限がない
ガスとのセット割引がない
ポイント還元サービスがない
オール電化向けの専用プランがない

シン・エナジーは関西エリアでとくに安い電力会社です。知名度はこれからといったところですが、確かな安さを実現しています。シンプルに安さ重視で選ぶならシン・エナジーがよいでしょう。

関西電力よりも電力量料金の単価が大幅に安く、使えば使うほどお得になります。電源調達調整費にいたっても2025年5月では関西電力の燃料費調整単価が2.24円なのに対し、シン・エナジーは0円となっています。

地域電力より圧倒的に安い単価設定

シン・エナジーは何といっても、地域電力と比較したときの基本料金と電力量料金の単価が圧倒的に安いです。

シン・エナジーには複数のプランがありますが、まずは最も一般的な「きほんプラン」の料金を関西電力と比較してみましょう。

シン・エナジー
(きほんプラン)
関西電力
(従量電灯A)
最低料金396.81円522.58円
電力量料金15~120kWh:19.81円
121~300kWh:23.83円
301kWh~:27.30円
15~120kWh:20.21円
121~300kWh:25.61円
301kWh~:28.59円

最低料金だけでも毎月100円以上安く、従量料金の単価も1kWhあたり10円以上も安くなります。

単価は電気を使う量によって異なりますが、どの段階でも関西電力より安く設定されていることがわかりますね。

この単価設定により、使用量が少ない方から多い方まで幅広く節約できるのです。

単価が10円以上安いのは驚異的で、他の電力会社と比較してもここまで安い単価の電力会社はシン・エナジー以外にありません。

生活スタイルに合ったプランで更に節約◎

シン・エナジー 関西の生活フィットプラン

さらにシン・エナジーにはきほんプランに加えて、生活スタイルに合わせて選べる『生活フィットプラン』というプランが用意されています。

『生活フィットプラン』は『【昼】生活フィットプラン』『【夜】生活フィットプラン』の2つに分かれており、電気を使う時間帯にあわせて選ぶことができます。

その魅力はなんといっても安い時間帯に電気を使えれば、どれだけ使っても格安な単価のまま使えるということ。

一般的なプランでは、電気使用量が増えるとどうしても高めの単価が適用されてしまいますが、『生活フィットプラン』であればどれだけ使っても最安単価のまま変わりません。

例えば日中自宅にいることが多い家庭なら、きほんプランよりもさらに毎月400円の節約も可能。きほんプランでも東京電力より月1,600円も安くなるところ、【昼】生活フィットプランにすれば月2,000円もの節約になります。

シンエナジー-プラン毎のお得詳細

月の電気使用量は同じでも、最適なプランを選ぶだけでさらなる節約ができるのが、シン・エナジーの魅力なのです。

最適プランはマイページで自動診断!いつでもカンタン切り替え可能◎

さらに、シン・エナジーのマイページではどのプランが一番節約できるか毎月自動で診断してくれる機能も付いています。

シンエナジー自動でぴったりのプランがわかる


電気を使う時間帯をあまり把握していない、どのプランが正解か分からない‥という方は、まずはきほんプランを申し込めばOK。その後マイページを確認しながら、より節約できるプランを見つけてみるのがいいでしょう。

今のプランより別のプランの方が安いから切り替えたい!となった際は、そのままマイページから気軽にプランを切り替えることができますよ。

シン・エナジーがおすすめな人

  • 電力量料金の安い会社で大幅に節約したい人
  • 一人暮らしからファミリーまで幅広い世帯の人
  • 昼間/夜間の電気使用パターンに合わせてプラン選択したい人
  • 最適プランを自動診断してほしい人
  • 電源調達調整費の安さで節約したい人

2位:Looopでんき|燃料費調整額が0円!市場連動型で節約できる

Looopでんき スマートタイムONE
評価★★★★★
特徴・燃料費調整額が0円
・業界でもダントツの節約額
・30分ごとに単価が変わるからお得に使える
・アプリで電気代の変動予報が見られる
基本料金
(託送基本料金+容量拠出相当額)
30A:1053.09円
40A:1404.12円
固定従量料金14.62円/kWh
+30分ごとに変わる電源料金
提供エリア全国
電気ガスセットなし
解約金なし
料金シミュレーション
世帯人数使用量電気料金
1人暮らし200kWh/月3,721円/月
2人暮らし346kWh/月6,024円/月
ファミリー438kWh/月7,812円/月

※Looopでんき公式サイトのシミュレーションより引用。※再エネ賦課金は除いて計算しています。※市場価格の変動により実際の料金は変動します。 ※参照元:電気料金種別定義書【スマートタイム ONE(電灯)】

Looopでんきのメリット・デメリット

メリットデメリット
燃料費調整額がない(料金に含まれている)
30分ごとに単価が変動し、安い時間帯を利用すれば大幅な節約が可能
初期費用・解約金0円、契約期間なし
単価や使用状況をアプリで確認できる
一週間の電気の使い方のレポートが確認できる
市場連動型のため料金が不安定になる可能性がある
電気代を最適化するには時間帯を意識する必要がある
料金の変動が読みにくい

Looopでんきは30分ごとに単価が変わる新電力。他の電力会社のように決まった固定料金や単価を支払うのではなく、使った分をその時の単価に応じて支払う仕組みです。

昨今の電気料金高騰の原因となっている燃料費調整額が0円なのも特徴です。

単価が変わるプランは「市場連動型」と言われ、電気代が不安定・高くなるなどと言われることもありましたですが、Looopでんきが公開しているデータを見ると地域の電力会社より大幅に安いことが分かります。

Looopでんき関西エリアでお得になる額

直近の10月はほとんど変わらなかったものの、それ以前は月1,000円以上安く、4月に関しては月2,100円以上も安くなっていました。

一般的な料金プランを採用している他の電力会社では絶対にここまで安くなりません。月によってばらつきがあるとはいえ、総じて驚愕の節約額になっています。

生活スタイルを調整すればさらなる節約も◎

また、上記は一般的な生活スタイルの場合であり、1日の中でもLooopでんきの単価が特に安くなりがちな早朝・深夜に電気を集中的に使えれば、さらなる節約も期待できます。

Looopでんきは生活スタイルを変えてお得に

例えば、家電を動かす時間を電気代の安い時間に変えたり、タイマー機能を使ったりするとよいでしょう。

賢く電気代を節約したい、大きな節約効果を得たいという方はぜひLooopでんきを申し込んでみてください。

初期費用・解約金0円、契約期間もないのでお試し感覚で利用できますよ。

Looopでんきがおすすめな人

  • 大幅な節約をしたい人
  • 燃料費調整額が0円の電力会社にしたい人
  • 電気の使用時間を調整できる人
  • アプリで電気使用状況や単価をこまめにチェックしたい人
  • 初期費用や解約金、契約期間の縛りがない電力会社を探している人

3位:エネワンでんき|電気・ガスをまとめてお得になる

エネワンでんき エネワンバリュー 関西
評価★★★★☆
特徴・3つの料金プランから選択可能
・都市ガスだけでなくLPガスでもセット割可能
・200円につき1ポイントのPontaポイント還元
・燃料費調整額が関西電力と同額
最低料金478.58円
従量料金15~120kWh:23.62円
121~300kWh:23.62円
301kWh~:26.79円
提供エリア全国
電気ガスセットあり
解約金1年未満で解約:3,300円
料金シミュレーション
世帯人数使用量電気料金
1人暮らし200kWh/月5,640円/月
2人暮らし346kWh/月9,812円/月
ファミリー438kWh/月12,641円/月

※2025年5月分の燃料費調整額を含む。再エネ賦課金は除いて計算しています。※Pontaポイントは含まれていません※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。※参照元:エネワンでんき 関西電力エリア 料金表

エネワンでんきのメリット・デメリット

メリットデメリット
電気・ガスのセット割がある
都市ガス提供エリア外でもLPガスとのセット割が使える
期間限定で基本料金5ヶ月分無料キャンペーン実施中
ライフスタイルに合わせた3つのプランから選べる
公共料金の支払いを一本化できる
関西電力との料金差がそれほど大きくない
燃料費調整単価の上限がない
都市ガスが利用可能な地域では他社の方が安くなる可能性がある

エネワンでんきは、電気の消費量に応じて「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンワンダフル」という3つの料金プランを選べる点が特徴です。

家族構成やライフスタイルに合わせてプランを選択できるため、幅広い世帯で電気料金を安く使えるようになっています。

さらに、電気ガスのセット割が都市ガスだけでなくLPガスでも適用される点は特徴的です。

多くの電気とガスのセット割は都市ガスが前提となっていることが多いのですが、山間部や中心地から離れた地域では都市ガスの配管が整っていないケースも少なくありません。

そうした状況でも、エネワンでんきならLPガスを使っている家庭でも割引が活用できるため、お得な選択肢となるでしょう。

電気とガス、そしてウォーターサーバーまでもまとめることで、より大きな節約効果が期待できます。

現在、エネワンでんきでは5ヶ月間の基本料金が無料になるキャンペーンを2025年5月31日まで実施中です。

切り替えを検討している方は、このタイミングを見逃さないようにするといいでしょう。

ただし、関西電力と比較したとき、電気料金の金額自体の差額はそれほど大きくありません。

特に都市ガスが利用可能な地域であれば、エネワンでんき以外の組み合わせのほうが安くなる可能性もあります。

現在利用しているガスが都市ガスなのかLPガスなのかを確認した上で、エネワンでんきを検討するのがおすすめです。

エネワンでんきがおすすめな人

  • 電気・ガスをまとめて契約したい人
  • 公共料金の支払いを一本化したい人
  • 期間限定キャンペーンを活用して基本料金を節約したい人
  • 消費電力に合わせた最適なプランを選びたい人

4位:リボンエナジー|基本料金と燃料費調整額が0円!

リボンエナジーのLP画像
リボンエナジー リボングリーン
評価★★★★☆
特徴・基本料金が0円
・燃料費調整額も0円
・30分ごとに単価が変わるからお得に使える
・オール電化、マイホーム、ファミリーなど割引が豊富
基本料金&燃料費調整額0円
固定従量料金22.00円/kWh
+30分ごとに変わる電源料金
提供エリア全国
電気ガスセットなし
解約金なし
料金シミュレーション
世帯人数使用量電気料金
1人暮らし200kWh/月6,046円/月
2人暮らし346kWh/月10,421円/月
ファミリー438kWh/月13,047円/月

※計算方法:使用量×固定従量料金+使用量×変動従量料金(2025年4月のエリアプライス月間平均単価を適用)※ファミリー・ペット・オール電化の割引を適用※再エネ賦課金は除いて計算しています。※市場価格の変動により実際の料金は変動します。 ※参照元:リボンエナジー 電気料金メニュー定義書「リボングリーン」

リボンエナジーのメリット・デメリット

メリットデメリット
基本料金が0円で使った分だけの支払い
燃料費調整額が0円で支払額が予測しやすい
夜間の電気料金が安く、オール電化住宅に最適
オール電化・マイホーム・蓄電池など各種割引あり
契約期間の縛りや解約金がない
市場連動型のため料金が不安定になる可能性がある
まだ知名度が低い
電気の市場価格が高騰すると一時的に割高になることも
アプリでの電気使用量確認機能が他社より少ない
ポイント還元サービスがない

リボンエナジーは、基本料金と燃料費調整額が0円という明快な料金体系が魅力の電力会社です。電気料金は「使った分だけ」支払うシンプルな仕組みになっているため、毎月の電気代がわかりやすいのが特徴です。

市場連動型プランを採用しており、電気の市場価格に連動して30分ごとに単価が変わります。特に夜間は電気代が安くなる傾向があるため、夜間に電気をよく使う世帯にとって大きな節約になるでしょう。

リボンエナジーの最大の特徴は、基本料金が0円である点です。関西電力や他の新電力会社の多くは毎月数百円の最低料金や基本料金がかかりますが、リボンエナジーなら基本料金がかからないため、使用量が少ない月でも最低限の支払いだけで済みます

さらに、燃料費調整額も0円なので、世界情勢の変化による燃料価格の高騰に左右されず、安定した電気料金を維持できます。現在、関西電力の燃料費調整単価は上限に達することが多いですが、リボンエナジーなら燃料費の変動を気にする必要がありません。

オール電化やファミリー向けの割引が充実している

リボンエナジーは割引も充実しており、「オール電化割引」「ファミリー割引」「ペット割引」「マイホーム割引」「蓄電池割引」「太陽光発電割引」など、様々なタイプに合わせた割引制度を用意しています。これらの割引は組み合わせることも可能で、条件が合えば大幅な節約が期待できます。

リボンエナジーがおすすめな人

  • 基本料金がかからない電力会社を探している人
  • 燃料費調整額の上昇に悩まされている人
  • 夜間の電気使用量が多い人
  • オール電化住宅にお住まいの人
  • マイホーム・蓄電池・太陽光発電をお持ちの人

WEB申し込みで最大5,000円キャッシュバック実施中!

リボンエナジーでは当サイトのようなWEBサイトからの申し込み限定で、電気代最大5,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。

キャッシュバック額は電気使用量によって変わりますが、一般的な一人暮らしなら3,000円または4,000円、ファミリー世帯なら最大額の5,000円が狙えます。

キャッシュバックは契約から13カ月後に適用されます。リボンエナジーには契約期間の縛りや解約金はありませんが、1年未満に解約するとキャッシュバックは受け取れなくなるのでご注意ください。

5位:idemitsuでんき|ガソリン割引で車利用者に人気

idemitsuでんき Sプラン 関西
評価★★★★☆
特徴 ・ガソリン代が2円/L割引
・継続利用で1年毎に500ポイントもらえる
・オール電化プランもあり
・燃料費調整額が関西電力と同額
最低料金522.58円
従量料金15~120kWh:20.21円
121~300kWh:24.24円
301kWh~:26.58円
提供エリア全国
電気ガスセットなし
解約金なし
料金シミュレーション
世帯人数使用量電気料金
1人暮らし200kWh/月5,375円/月
2人暮らし346kWh/月9,600円/月
ファミリー438kWh/月12,409円/月

※2025年5月分の燃料費調整額を含む。再エネ賦課金は除いて計算しています.継続利用ポイントは含まれていません。※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。※参照元:idemitsuでんき 電気料金要綱

idemitsuでんきのメリット・デメリット

メリットデメリット
ガソリン代が2円/L割引(apollostation cardと併用で最大4円/L)
入会後1ヶ月目は合計5円/Lの割引
年会費550円のねびきプラスサービスで最大10円/Lの割引
電気自動車利用者には月々固定で200円の割引
継続利用で1年毎に500ポイント付与
車を使わない家庭ではメリットが少ない
燃料費調整単価の上限がない
電気料金単体では他社より割高になる可能性がある
最大割引を受けるには年会費が必要
ポイント還元率が低い

idemitsuでんきは、ガソリン1Lあたり2円の割引を受けられるため、車を持っている方から人気の電力サービスです。

さらに、出光グループが提供する年会費無料のapollostation cardを併用すれば、給油時に追加で2円/Lの割引が適用され、合わせて4円/Lの割引となります。

入会後1ヶ月目は3円/Lがプラスされるため、合計5円/Lも割引されるほか、年会費550円のねびきプラスサービスを利用すれば最大10円/Lの割引が実現することに。

車を頻繁に使う家庭であれば、ガソリン代の負担を大幅に軽減できるのは大きな魅力でしょう。

また、電気自動車を使用している場合でも、月々固定で200円の割引があるほか、継続利用による毎年500ポイント還元や、電力需給が逼迫したときの節電でポイント付与があるなど、特典が充実しています。

ガソリン代の節約効果が望める方にとっては、idemitsuでんきのメリットは大きいと言えるでしょう。

idemitsuでんきがおすすめな人

  • 車をよく利用する人
  • 出光系列のガソリンスタンドを利用している人
  • apollostation cardや出光のサービスをすでに利用している人
  • 電気自動車を所有している人
  • 長期的な利用でポイント還元を受けたい人

関西・大阪エリアの一人暮らしやファミリー向け電力会社【世帯別】

関西エリア ファミリーのイメージ画像

ここでは、世帯別で関西エリアにおすすめの電力会社を紹介します。

世帯人数が多ければ電気の使用量も増え、少なければ使用量も少なくなるのが一般的です。自分の家庭の使用量に合った会社を選ぶことで、無駄な出費を抑えられます。

ここでは、一人暮らしからファミリーまで、それぞれの世帯人数ごとの平均的な電気使用量をもとに料金シミュレーションを行い、最もお得になる電力会社をご紹介します。

【関西(近畿)地方】2024年次の世帯別の平均電気代
総務省統計局実施の家計調査によると、関西(近畿)エリアの2024年の平均電気代は単身世帯で6,648円/月、2人以上の世帯で10,845円/月となっています。また、過去のデータと比較すると電気代は上昇傾向にあり、特に単身世帯は右肩上がりとなっています。
近畿地方-単身世帯-年次-電気代の推移※参照・引用元:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 003 用途分類(総数) 都市階級・地方 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口

一人暮らし向けおすすめ電力会社

一人暮らしの方が電力会社を選ぶ際、最も重要なのは「第1段階の電力量料金(15kWh超過120kWhまで)の単価」です。

関西-一人暮らし向け電力会社の選び方
編集部
編集部
一人暮らしの月間使用量の大半は第1段階で計算されるので、この段階の単価が低い電力会社を選ぶことが最大の節約につながります。

関西エリアでは、多くの電力会社が第一段階の単価を20円以上に設定していますが、中には関西電力の20.21円よりさらに安い単価を提供している会社もあります。例えば、シン・エナジー「きほんプラン」は関西電力「従量電灯A」より0.40円/kWh安い第一段階料金となっています。

くわえて、一人暮らしでもゲームをよくする方や在宅勤務が多い方は、第二段階の単価も安い電力会社を選ぶと、さらに大きな節約効果が期待できます。

このような観点から、シン・エナジーの「きほんプラン」は、第一段階と第二段階のどちらも関西電力よりも安い単価になっているため、一人暮らしの方におすすめの電力会社だといえます。

シン・エナジー|きほんプラン

シン・エナジーのロゴ
特徴・最低料金と全段階の電力量料金が関西電力より安い
・時間帯別の「生活フィットプラン昼・夜」に切替可能
・最適プランを毎月自動診断してくれる

おすすめの理由

  • 第1段階の電力量料金が関西電力より0.40円/kWh安い
  • 使用量が少ない一人暮らしでも確実に節約できる
  • 電気を使いすぎた月でも関西電力より安くなる
  • ライフスタイルに合わせて最適なプランに切替可能

シン・エナジーは最低料金と電力量料金の第1段階~第3段階すべてが関西電力よりも安くなっており、使用電力量の少ない一人暮らしの人でも確かな安さを実感できます。

一人暮らしの平均的な月間使用量30A/160kWhでシミュレーションすると、年間4,238円/月と安く、ゲーム好きな人やエアコンをよく使う人はさらにお得額が大きくなりますよ。

電力量料金が安いので、使いすぎてしまった月でも関西電力よりも安くなるのが嬉しいポイントです。

さらに、シン・エナジーには「生活フィットプラン昼・夜」があり、電気を多く使う時間帯に合わせて最適なプランに自由に切り替えることができます。

一人暮らしは日中は外出していてほとんど電気を使わないと思いますので、【夜】生活フィットプランに切り替えればさらにお得になる可能性も。

最適プランは毎月自動で診断してくれて、マイページからいつでも確認できます。まずはきほんプランで契約してみるのがおすすめです。

ファミリーにおすすめの電力会社

ファミリー世帯が電力会社を選ぶ際、現在の電気料金高騰の主な原因となっている「燃料費調整額」に注目することが最大の節約につながります

関西電力の燃料費調整単価は2025年5月時点で2.24円と上限に達しており、使用量が多いファミリー世帯では月に1,000円以上の負担となります。

これは年間で12,000円以上、家族旅行や趣味に使えるはずのお金です。

そのため、燃料費調整額が0円または含まれていない電力会社を選ぶことが、今のファミリー世帯には最も効果的な節約方法です。

さらに、電気代が安い時間帯のある電力会社を選べば、従来の単価が固定のプランでは得られなかった節約効果も実現できます。

以上の理由から、燃料費調整額が0円で、30分ごとに単価が変わるLooopでんきの「スマートタイムONE」は、ファミリー世帯にとって理想的な選択肢と言えるでしょう。

Looopでんき | スマートタイムONE

LooopでんきのLP画像
特徴・燃料費調整額が0円
・30分ごとに単価が変わる市場連動型
・アプリで電気代の変動予報が確認可能
・初期費用・解約金0円

おすすめの理由

  • 燃料費調整額がないため、燃料高騰の影響を受けにくい
  • 電気使用量が多いファミリー世帯でも月1,000円以上の節約が可能
  • 早朝・深夜の安い時間帯に家電を使うと大幅な節約効果あり
  • アプリで使用状況や電気代変動を確認できる

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、電気使用量が多いファミリー世帯に特におすすめのプランです。

電力市場の価格に連動して30分ごとに単価が変わる「市場連動型」を採用しており、他の電力会社と違い、燃料費調整額が0円という大きなメリットがあります。

Looopでんきが公開しているデータによると、関西電力と比較して月1,000円以上の節約が期待できます。

電気をたくさん使うファミリー世帯では、この差額がさらに大きくなる傾向にあります。

Looopでんき関西エリアでお得になる額

特に、夜間や早朝は電気料金が安くなることが多いため、タイマー機能を使って洗濯機や食洗機などの家電を深夜に動かしたり、お風呂の追い焚きや床暖房などの電力を多く使う設備を電気代の安い時間帯に使ったりすることで、さらなる節約が可能です。

専用アプリで電気代の変動予報を確認できるので、翌日の電気代が安い時間帯を把握して家事や家電の使用タイミングを調整することもできます。。

Looopでんきは初期費用・解約金が0円で契約期間の縛りもないため、気軽に試すことができる点も魅力です。

現在、乗り換え特典として最大30,000円分のAmazonギフトカードがもらえるキャンペーンも実施中です。

関西・大阪エリアで選べる電気・ガスセット割引プラン

電気とガス

電気とガスを同じ会社でまとめて契約すると、セット割引が適用されたり、ポイント還元率がアップしたり、特別なキャンペーン特典が受けられたりします。

例えば、月々の基本料金が数百円割引されるだけでも、年間では数千円の節約になります。

ここでは、電気とガスのセット契約で特に割引率が高く、トータルコストでお得になる電力会社を厳選してご紹介します。

エネワンでんき×ガスワン|月々330円割引

特徴・都市ガスだけでなくLPガスでもセット割可能
・ウォーターサーバーとのセット利用さらに割引
・200円につき1ポイントのPontaポイント還元
・燃料費調整額が関西電力と同額

おすすめの理由

  • 都市ガス提供エリア外でも、ガスセット割が使えてお得
  • ウォーターサーバーとのセット割も使えて、インフラをガスワンに統一できる
  • 期間限定基本料金5ヶ月分無料キャンペーン開催中

エネワンでんきとガスワンによる電気ガスセット割引は、ウォーターサーバーも合わせることで最大330円/月の割引が受けられます。

毎月固定で割引されるため、消費電力量・ガス量が少ない家庭でも、一定の割引が受けられてお得ですね。

さらに、割引額は下がりますが、都市ガスだけでなくLPガスでも電気ガスセット割を提供しています。

山間部に住んでいて、都市ガスの提供エリア外の方でも電気ガスセット割が使えます。

Pontaポイントが200円につき1ポイント還元されますが、対象となるのが、電気・ガス・ウォーターサーバー全てであることも嬉しいポイント。

3つのサービス全てでポイント還元されるため、たくさんポイントが貯まることも特徴です。

また、エネワンでんきは2025年5月31日までの期間限定で、新規申し込みの方が対象で基本料金5ヶ月無料キャンペーンを開催中。

キャンペーンも利用することでさらにお得になるエネワンは、電気ガスセット割が固定で割引される点に魅力を感じる方におすすめです。

関西・大阪エリアのオール電化におすすめの電力会社

オール電化 イメージ IHコンロ

オール電化住宅は一般住宅よりも電気使用量が多いので、電気代は1.4倍ほど高くなります。そのため、オール電化住宅では電力会社の選択がより重要です。

関西電力発表の一般住宅とオール電化住宅の比較

※参照元:関西電力 オール電化世帯人数別の電気代平均額

オール電化住宅の電力会社を選ぶ際のポイントは2つです。単純な料金の安さだけでなく、①エコキュートが稼働する夜間の電気料金が安いか、②オール電化向けの特別プランがあるかをチェックしましょう。

関西エリアでは、①と②の条件で探すと「リボンエナジー」が最適です。

リボンエナジー|夜間料金が安く、オール電化割引がある

リボンエナジーのLP画像
特徴・夜間の電気料金が安くなるからエコキュートとの相性が良い
・オール電化割引をはじめとする複数の割引制度あり
・基本料金と燃料費調整額が0円で使った分だけの支払い
・マイホーム、蓄電池、太陽光発電の割引も適用可能
・WEB申込で最大5,000円キャッシュバックキャンペーン実施中

おすすめの理由

  • 夜間の電気料金が安く、エコキュートの稼働時間帯がお得
  • オール電化住宅専用の割引制度が充実している
  • 基本料金・燃料費調整額が0円で使った分だけの支払い
  • マイホーム・蓄電池・太陽光発電の割引と組み合わせ可能
  • 関西電力より年間約30,000円の節約効果あり

関西エリアでオール電化におすすめの電力会社はリボンエナジーです。

リボンエナジーは比較的新しい電力会社なので知名度は大手電力会社に比べると低いですが、オール電化での安さで選ぶなら関西エリアでトップクラスのおすすめです。

なぜなら、リボンエナジーの市場連動型料金プランとオール電化割引をはじめとする豊富な割引制度がオール電化住宅に最適だからです。詳しく解説していきます。

オール電化×市場連動型で夜間にお得にエコキュートが使える

リボンエナジー 夜間安い

リボンエナジーは市場連動型という、電気の市場価格に連動して30分ごとに単価が変わるプランを提供しています。市場連動型の特徴として、電気を使う人が少ない時間帯ほど料金が安くなるため、夜間の電気料金は大幅に安くなる傾向があります。

オール電化住宅では、夜間にエコキュートや蓄熱式暖房などでお湯を沸かしたり蓄熱したりするので、できるだけ夜間料金が安い電力会社を契約するのが節約の秘訣です。つまり、夜間に安くなるリボンエナジーはオール電化住宅にとって理想的なプランだということになります。

基本料金0円!オール電化割引でさらにお得に

リボンエナジー オール電化

リボンエナジーのもう一つの大きなメリットは、オール電化住宅に適用しやすい割引特典が非常に充実していることです。オール電化割引はもちろん、マイホーム(持ち家)割引、蓄電池割引、太陽光発電割引など、オール電化住宅にお住まいの方が適用しやすい割引が数多く用意されています。

リボンエナジーは基本料金と燃料費調整額が0円なので、支払いは使った分だけ(電力量料金のみ)です。

先ほど紹介した割引はすべて電力量料金に適用されるので、オール電化住宅では使えば使うほどお得になります

市場連動型の電力会社は関西エリアでもLooopでんきなど複数ありますが、オール電化に特化した割引が充実しているのはリボンエナジーだけと言っても過言ではありません。

シンプルに関西電力と比較しても大幅に安くなるように設計されています。以下の表をご覧ください。

※各割引を適用

リボンエナジーが公表しているデータによると、毎月約1,500円安く、年間では約30,000円安くなっています。

単純な料金の安さという点でも、リボンエナジーは関西エリアでオール電化住宅の方におすすめできる電力会社です。

WEB申し込みで最大5,000円キャッシュバック実施中!

リボンエナジー キャンペーン

リボンエナジーでは当サイトのようなWEBサイトからの申し込み限定で、電気代最大5,000円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。

キャッシュバック額は電気使用量によって変わりますが、一般的な一人暮らしなら3,000円または4,000円、ファミリー世帯なら最大額の5,000円がもらえる可能性が高いです。オール電化の世帯は使用量が多いため、最大額の5,000円をもらえる可能性は非常に高いでしょう。

年間使用電力量キャッシュバック金額
5,000kWh 以上5,000 円
4,000kWh 以上 5,000kWh 未満4,000 円
3,000kWh 以上 4,000kWh 未満3,000 円
2,000kWh 以上 3,000kWh 未満2,000 円
1,000kWh 以上 2,000kWh 未満1,000 円

キャッシュバックは契約から13カ月後に適用されます。リボンエナジーには契約期間の縛りや解約金はありませんが、1年未満に解約するとキャッシュバックは受け取れなくなるのでご注意ください。

関西・大阪で電力会社を選ぶときに絶対見るべき5つのポイント

関西地域で電力会社を選ぶ際には、単に電気料金の安さだけでなく、複数の要素を比較検討することが重要です。

電力自由化によって関西電力以外にも多くの選択肢が生まれ、各社がさまざまな特徴を持ったプランを提供しています。

しかし、あまりにも選択肢が多すぎて「どの会社を選べば良いのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、関西で電力会社を選ぶ際に必ず確認すべき5つのポイントを詳しく解説します。

これから電力会社の乗り換えを検討している方は、この5つのポイントをチェックすることで、自分のライフスタイルに合った最適な電力会社を見つけることができるでしょう。

特に関西地域ならではの電力事情や料金体系についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

関西電力の料金体系と特徴を知ろう

関西地域の電気料金には他地域とは異なる特徴があります。関西電力の一般的な家庭向けプラン「従量電灯A」では、最低料金制を採用しています。

これは15kWhまでの電気使用量を含む最低料金(522.58円)が設定されており、アンペア数による基本料金制ではないことが特徴です。

さらに注目すべき点は、関西の電気料金の内訳では電力量料金の割合が大きいということです。つまり、使用量に対する単価がいかに安いかが、電気代全体に大きく影響します。

関西電力の電気料金の特徴

・最低料金制:15kWhまでの使用量を含む固定料金(522.58円)
・3段階料金制:使用量が増えるほど単価が高くなる
・電力量料金の比重が大きい:電気代全体に占める割合が高い

したがって、関西地域で電力会社を選ぶ際は、電力量料金の単価が安い会社を選ぶことが特に重要です。例えばシン・エナジーの「きほんプラン」では、すべての使用量区分で関西電力よりも単価が安く設定されています。

料金区分関西電力
従量電灯A
シン・エナジー
きほんプラン
差額
最低料金
(最初の15kWhまで)
522.58円396.81円125.77円お得
15kWh超過120kWhまで
(1kWhあたり)
20.21円19.81円0.40円お得
120kWh超過300kWhまで
(1kWhあたり)
25.61円23.83円1.78円お得
300kWh超過
(1kWhあたり)
28.59円27.30円1.29円お得

関西電力エリアでは最低料金と電力量料金、どちらを重視すべき?

関西電力エリアの電気料金は、「最低料金」と「電力量料金」の2つの要素で構成されていることを知っておく必要があります。これは東京電力エリアなどの「基本料金+電力量料金」とは異なる関西独自の料金体系です。

最低料金は、実際に電気を使用したかどうかに関わらず毎月固定で発生する料金です。関西の特徴として、この最低料金には最初の15kWhまでの電気使用量が含まれています。

一方、電力量料金は15kWhを超えて実際に使用した電力量(kWh)に応じて課金される部分で、使えば使うほど料金が高くなります。関西エリアでは電力量料金が3段階に分かれています。

関西エリアでは、最低料金が15kWhまでの使用量を含むという特徴から、どのような世帯でも電力量料金の単価が電気代全体に大きく影響します。実は単身世帯であっても、多くの場合15kWhはすぐに超えてしまうため、電力量料金の単価の安さが重要になるのです。

関西エリアの電力会社選びで重視すべきポイント

・どんな世帯タイプでも電力量料金単価が安いプランを選ぶべき
・特に120kWh超や300kWh超の単価の違いが大きく影響する
・最低料金の差額よりも電力量料金の単価差の方が影響が大きい

関西電力エリアでは、単身世帯であっても一般的な生活をしていれば月の電気使用量は15kWhを簡単に超えてしまいます。例えば冷蔵庫(月約30kWh)、照明(月約15-20kWh)、テレビ(月約15kWh)だけでも15kWhを超えてしまうのです。

そのため、全ての世帯において電力量料金の単価が安いプランを選ぶことが、月々の電気代を節約する上で最も効果的です。特に、シン・エナジーのきほんプランのように全ての段階で電力量料金が安いプランを選ぶと、どの世帯でもお得になります。

特に関西地域では夏場のエアコン使用量が多いため、電力使用量が300kWhを超える家庭は、この部分の単価が安い会社を選ぶことで、大きな節約になります。4人以上の家族世帯では、毎月の電気使用量が300kWhを超えることも少なくありません。

自分に合った料金体系を見極めるポイント

  • 過去1年分の電気使用量をチェックする
  • 季節による使用量の変動を考慮する
  • 昼間と夜間の使用傾向を把握する
  • 複数のプランでシミュレーションしてみる

関西電力の「はぴeプラス」など、各社の料金プランを自分の使用パターンに当てはめて計算してみることをおすすめします。

多くの電力会社では公式サイト上で料金シミュレーションができるので、実際の使用量を入力して比較すると良いでしょう。

燃料費調整額の仕組み:関西エリア特有の注意点

電気料金を構成する重要な要素として、燃料費調整額があります。これは発電に必要な燃料費の変動を料金に反映させるもので、月々変動します。

関西電力の規制料金プラン(従量電灯A等)では、燃料費調整額に上限が設けられているのに対し、電力自由化以降に登場した多くの新電力や自由料金プランでは上限がありません。

これは燃料価格が高騰している時期には、関西電力の規制料金プランの方が割安になる可能性があることを意味します。新電力に乗り換える際は、燃料費調整額の仕組みも確認しておきましょう。

関西エリアでのガスや通信とのセット割引の実態

関西地域では、電気とガスのセット契約やインターネット、携帯電話などの通信サービスとのセット割引を提供する電力会社が増えています。

このセット割は一見とてもお得に見えますが、実際にどれくらい安くなるのか、きちんと理解しておく必要があります。

セット割を利用すると、電気料金が平均で月々200円~500円程度安くなるケースが多いです。

年間にすると2,400円~6,000円の節約になりますので、決して小さな金額ではありません。

メリットデメリット
請求が一本化され管理が楽になる
長期契約で割引率が増えるケースがある
ポイント還元が両方のサービスで適用される
申し込み手続きが一度で済む
障害や問い合わせの窓口が一つになる
契約の縛りが厳しくなることがある
解約時の違約金が高額になる可能性
個別に契約するより高くなるケースも
料金プランの選択肢が限られる
セット割の条件が複雑で分かりにくい

特に関西地域ではシン・エナジーのきほんプランが大変お得です。最低料金が396.81円(関西電力より約126円安い)、電力量料金も全ての区分で関西電力より割安になっています。特に15kWh超過120kWhまでが19.81円、120kWh超過300kWhまでが23.83円、300kWh超過が27.30円と、どの使用量区分でも安くなるのが魅力です。

一方、通信サービスとのセット割については、関西電力と提携しているauの「auでんき」や、ソフトバンクの「おうちでんき」などがあります。

これらを利用すると、携帯電話料金の割引や電気料金に応じたポイント還元を受けることができ、月々300円~1,000円程度のメリットになることが一般的です。

特に家族で同じ携帯会社を利用している場合は、割引額が家族の人数分増えることもあるため、大きな節約になります。

セット割を検討する際の注意点

  • 各サービスの契約期間や解約条件を確認する
  • 割引額と基本料金・従量料金のバランスを見る
  • 自分が本当に使うサービスかどうか考える
  • 将来的な料金改定の可能性も考慮する

例えば、ENEOSでんきとauでは「auまとめトーク」という割引があり、auスマートフォンの利用者は電気料金に応じてポイントが貯まります。

ただし、セット割を選ぶ際には単純に割引額だけでなく、それぞれのサービスの質や料金プラン自体が自分に合っているかを総合的に判断することが大切です。

関西の電力会社の解約金・違約金の実態

電力会社を選ぶ際に見落としがちなポイントとして、「解約金や違約金の有無」があります。

実は多くの電力会社では、契約期間中に解約すると違約金が発生するプランを設けています。

特に関西地域の新電力では、競争が激しいため顧客囲い込みのために1年~2年の契約縛りを設けているケースが少なくありません。

この違約金は、場合によっては5,000円~10,000円と高額になることもあり、せっかく安い電気料金に魅力を感じて乗り換えても、解約時に大きな負担となってしまうことがあります。

そのため、特に1〜2年以内に引越しの予定がある方や、様々な電力会社を試してみたい方は、解約金がないプランを選ぶことをおすすめします。

関西で解約金なしの主な電力会社

・Looopでんき(全プラン解約金なし)
・ENEOSでんき(基本プラン解約金なし)
・東京ガスとくとくプラン(解約金ゼロプラン)
・楽天でんき(スタンダードプランは解約金なし)

また、契約時に必ず契約期間更新月をチェックしておくことも重要です。

多くの電力会社では、契約満了の1〜2ヶ月前が「更新月」となっており、この期間に解約すれば違約金が発生しません。

契約更新日をカレンダーに記入しておくなど、うっかり更新期間を過ぎてしまわないように注意しましょう。

解約金についてチェックすべきポイント

  • 契約期間(1年縛り、2年縛りなど)
  • 解約金・違約金の金額
  • 解約金が発生しない更新月
  • 解約手続きの方法と期間
  • 引越し時の特例条件(引越しの場合は違約金が免除されるケースも)

また、「引越し」の場合は特例として違約金が免除されるケースも多いので、引越しが決まった際には違約金についても電力会社に確認してみることをおすすめします。

さらに最近では、過度な契約縛りを設けないことをアピールポイントにしている電力会社も増えているので、自分の状況に合わせて柔軟に選択できる会社を選ぶと安心です。

関西エリアの電力会社のポイント還元・キャンペーンを徹底比較

関西地域の電力会社では、顧客獲得のためにさまざまなポイント還元やキャッシュバックキャンペーンを実施しています。

しかし、これらの特典が本当にお得なのかどうかは、冷静に判断する必要があります。

例えば、「新規申込で10,000円相当のポイント還元!」といった派手な宣伝文句を見かけることがありますが、これには条件が設けられているケースがほとんどです。

典型的な条件としては、「1年以上の継続利用が必要」というものや、「月々の使用量が多いほどポイントが貯まる」といったものがあります。

つまり、短期間で解約する予定の場合や電気使用量が少ない場合は、広告されている金額通りのメリットを得られないことが多いのです。

メリットデメリット
初期費用の実質的な割引になる
普段使っているポイントサービスにも対応
特定店舗での買い物がお得になる
貯まったポイントで電気料金の支払いができる
長期利用でポイント還元率が上がる場合も
還元率が実質1〜3%程度と低い場合が多い
ポイントに有効期限がある
使用量が少ないとポイントもわずか
特定の支払い方法を強制される
細かい条件があり、満額還元されない

関西地域で人気の電力会社と主なポイント還元率を見てみましょう。

電力会社のポイント還元率例

  • 楽天でんき:電気料金の1.0%相当の楽天ポイント
  • auでんき:電気料金200円につき1ポイントのPontaポイント(0.5%相当)
  • ENEOSでんき:電気料金の0.5%相当のTポイント

ポイント還元やキャッシュバックを評価する際には、実質的な年間節約額を計算することが重要です。

例えば、月々の電気代が10,000円の家庭では、1%のポイント還元で年間1,200円分のポイントが貯まります。

一方、電気料金自体が他社より月に300円高い場合、年間では3,600円の差額となり、ポイント還元を考慮しても損をしてしまいます。

賢いポイント活用術

・普段からよく利用するポイントサービスと連携している電力会社を選ぶ
・入会特典とポイント還元率の両方を考慮する
・ポイントの有効期限や使用条件もチェックする
・電気料金自体の安さと比較検討する

キャッシュバックについても同様で、一時的な数千円のキャッシュバックよりも、長期的に見て月々の電気料金が安い会社を選ぶ方が結果的にお得になるケースが多いです。

ただし、すでに楽天経済圏やau経済圏などを活用している方は、その関連電力会社を選ぶことで相乗効果が得られる可能性もあります。

関西エリア独自の支払い方法の違いによる割引

電力会社によっては、支払い方法に応じて割引を提供していることがあります。関西電力では口座振替による支払いで毎月54円の割引があります。

この金額は小さく見えるかもしれませんが、年間648円の節約になります。支払い方法による割引もチェックポイントの一つとして忘れないようにしましょう。

ただし、クレジットカード支払いによるポイント還元と比較すると、支払い額に応じて1%以上のポイントが貯まるカードであれば、口座振替割引よりもお得になる場合もあります。自分の持っているクレジットカードの還元率も確認してみてください。

電力会社の乗り換えって難しい?必要な情報と手続きの流れを解説

電力会社の乗り換えは難しそうに感じるかもしれませんが、実は思ったよりもシンプルで手軽に行うことができます。

関西地域では電力自由化以降、多くの方が新電力への切り替えを経験していますが、「何から始めればいいのか分からない」という声もよく聞かれます。

乗り換えの基本的な流れは、新しい電力会社への申し込み→必要情報の提供→契約完了→切り替え完了という4ステップです。

特に嬉しいのは、電気の供給が途切れることはまったくないという点。電力会社が変わっても、使っている送電線や電線は同じなので停電の心配はありません。

また、工事が必要になるケースもほとんどなく、立ち会いも不要です。多くの場合はインターネットや電話だけで手続きが完結します。

これから電力会社の乗り換えを検討している方のために、必要な情報や注意点、そして具体的な手続きの流れを詳しく解説していきます。

電力会社切り替えの流れ
STEP
新しい電力会社に申し込む

公式サイトやお電話から申し込み手続きを行います。この時点では現在の契約はそのまま継続しています。

STEP
必要情報の提供

検針票に記載されている「お客様番号」や「供給地点特定番号」などの情報を提供します。

STEP
契約完了の連絡

新しい電力会社から契約完了の連絡が来ます。この際、切り替え予定日も通知されます。

STEP
電力供給開始

予定日になると自動的に電力会社が切り替わります。特別な工事や立ち会いは必要ありません。

乗り換える前にこれだけは確認!重要事項チェックリスト

電力会社を乗り換える前に、いくつかの重要事項を確認しておくことで、後悔のない選択ができます。

まず確認すべきは現在の契約内容です。特に関西電力や大阪ガスなど現在の電力会社との契約期間や解約条件を把握しておきましょう。

多くの電力会社では契約更新月以外での解約に違約金が発生する場合があります。もし契約更新月が近いなら、その時期まで待って乗り換えるのがベストです。

違約金の相場は1,000円~10,000円と幅がありますので、現在の電力会社に確認することをおすすめします。

次に、新しい電力会社の料金プランの詳細をしっかりと理解することが大切です。特に関西地域特有の料金体系がないか確認しましょう。

乗り換え前チェックリスト

  • 現契約の更新月と違約金の有無
  • 新契約の契約期間と解約条件
  • 料金プランが自分の使用パターンに合っているか
  • 支払い方法(クレジットカード限定の場合も多い)
  • 申込特典の適用条件と有効期限
  • サポート体制(電話対応時間、オンラインサポートの充実度)

また、新電力会社によっては支払い方法が限定されているケースもあります。例えば、クレジットカード払いのみで口座振替に対応していないなど、自分の希望する支払い方法が選べるか確認しておきましょう。

さらに、特典やキャンペーンについても条件をよく確認することが重要です。「初月無料」などのキャンペーンも、実際には基本料金のみ無料で従量料金はかかるケースもあります。

プランの見極めポイント

・「基本料金0円」のプランは従量料金が割高になっていないか
・「最初の3ヶ月割引」などの期間限定割引後の料金はいくらか
・深夜の電気使用が多い家庭は時間帯別料金プランがお得な場合も
・オール電化住宅は専用プランがあるか確認する

最後に、電力会社のサポート体制や会社の安定性についても考慮しておくと安心です。特に関西地域では過去に新電力の撤退事例もあったため、ある程度の実績や信頼性のある会社を選ぶことをおすすめします。

これらのポイントを事前にチェックしておくことで、乗り換え後のトラブルや「思っていたのと違った」という事態を防ぐことができます。

必須情報「供給地点特定番号」ってどこで調べるの?

電力会社を乗り換える際に必ず必要となる情報が「供給地点特定番号」です。この番号は、あなたの住まいの電気の供給地点を特定するための22桁の番号で、いわば電気の住所のようなものです。

供給地点特定番号がないと新しい電力会社への切り替えができないため、申込み前に必ず確認しておく必要があります。

では、この番号はどこで確認できるのでしょうか。最も簡単な方法は検針票(電気の使用量のお知らせ)を見ることです。

関西電力の検針票であれば、「供給地点特定番号」という項目が記載されています。新電力をすでに利用している場合も、各社の検針票に記載されています。

もし検針票が見当たらない場合は、現在契約中の電力会社に問い合わせるか、WEBサイトのマイページで確認することができます。

供給地点特定番号の確認方法

・検針票で確認(紙の請求書や使用量のお知らせ)
・電力会社のマイページにログインして確認
・電力会社のカスタマーサポートに電話で問い合わせ
・WEBサイトの「供給地点特定番号照会サービス」で調べる

関西電力を利用している場合は、公式サイトの「はぴeみる電」にログインすることで確認できます。また多くの新電力でも、会員サイトやアプリで確認可能です。

供給地点特定番号以外にも、現在の契約プラン契約アンペア数お客様番号なども新電力への申し込み時に必要となる場合があります。

電力会社乗り換えに必要な情報一覧

  • 供給地点特定番号(22桁)
  • 現在の電力会社のお客様番号
  • 契約名義(漢字・カナ)
  • 住所
  • 連絡先電話番号
  • 支払い方法の情報(クレジットカード情報など)

なお、マンションやアパートにお住まいの方は、管理会社や大家さんに電力会社の切り替えが可能かどうか事前に確認しておくことをおすすめします。

一部の集合住宅では、建物全体で一括契約をしているケースがあり、個別に電力会社を選べない場合もあります。

供給地点特定番号は個人情報に準じる重要な情報ですので、メモを取る場合も取り扱いには注意しましょう。

自分の電気使用量やアンペア数、簡単な調べ方を紹介

電力会社を乗り換える際、自分の電気使用量やアンペア数を知っておくことは、最適なプラン選びの第一歩です。

特に関西地域では、契約アンペア数によって基本料金が変わるプランが多いので、適切なアンペア設定は電気代削減の重要なポイントになります。

まず、電気使用量の調べ方ですが、最も簡単なのは過去の検針票を確認することです。検針票には毎月の使用量(kWh)が記載されています。

できれば1年分の検針票を確認して、季節ごとの使用量の変動も把握しておくと良いでしょう。夏と冬はエアコンの使用で電気使用量が増える傾向にあります。

検針票をまとめて保管していない場合でも、多くの電力会社では公式サイトやアプリの会員ページで過去の使用量を確認することができます。

電気使用量の目安(関西地域の一般的な家庭)

・一人暮らし:100〜200kWh/月
・2人家族:200〜300kWh/月
・3〜4人家族:300〜450kWh/月
・5人以上の家族:450kWh以上/月

次にアンペア数の確認方法ですが、これも検針票に記載されています。関西電力エリアでは「契約容量」という形で表示されていることが多く、「〇〇A(アンペア)」または「〇〇kVA(キロボルトアンペア)」と記載されています。

一般的な住宅では30A、40A、50A、60Aなどの契約が多く、アンペア数が大きいほど同時に使える電気機器の量が増えますが、基本料金も高くなる傾向があります。

アンペア数の適切な選び方

  • 30A:一人暮らしで電気をあまり使わない
  • 40A:1〜2人暮らしの標準的な使用量
  • 50A:3〜4人家族の標準的な使用量
  • 60A:大家族や電気をよく使う家庭

アンペア数が適切かどうかを判断するには、日常生活でブレーカーが頻繁に落ちるようであれば、アンペア数が不足している可能性があります。

逆に、大きな電気機器を同時に使うことがほとんどない場合は、アンペア数を下げることで基本料金を節約できる可能性もあります。

なお、関西電力エリアではアンペア制ではなく、主開閉器の容量によって決まる「kVA制」を採用しているケースもあるため、「6kVA」のように表示されていることもあります。この場合、おおよそ「6kVA≒60A」と考えることができます。

アンペア数を確認する他の方法

・分電盤(ブレーカー)の主幹ブレーカーの容量を確認する
・現在の電力会社に電話で問い合わせる
・電力会社のマイページで契約内容を確認する

電気使用量とアンペア数を把握したら、各電力会社のシミュレーションサイトを使って、自分に最適なプランを見つけることができます。

多くの電力会社では、使用量とアンペア数を入力するだけで、月々の電気料金の試算ができるサービスを提供しています。

電気をよく使う時間帯を知って賢く選ぶ方法

電力会社を選ぶ際、単に月々の使用量だけでなく、いつ電気を使うかという時間帯の傾向を知っておくことも重要です。

関西地域では、時間帯別の料金プランを提供している電力会社が多く、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことで、さらなる節約が可能になります。

まず、日常生活を振り返って、電気をよく使う時間帯がいつなのかを考えてみましょう。一般的には以下のような分類が考えられます。

電気使用パターンの分類

  • 日中型:在宅勤務や主婦など、日中に在宅している時間が長い
  • 夜間型:日中は外出が多く、夕方以降に帰宅して電気を使う
  • 朝晩型:朝と夜に電気使用のピークがある一般的なパターン
  • 終日均等型:一日を通して比較的均等に電気を使う

これらのパターンに合わせて、電力会社では様々な時間帯別料金プランを用意しています。代表的なものには以下のようなプランがあります。

主な時間帯別料金プラン

・昼間割高・夜間割安型:夜22時〜翌朝8時までの電気料金が安いプラン
・ピークカットプラン:電力需要の高い時間帯(夏場の13時〜16時など)の料金が特に高いプラン
・休日割引プラン:土日祝日の電気料金が平日より安いプラン
・flat型:時間帯に関係なく一定料金のシンプルなプラン

例えば、夜間に洗濯や入浴、調理などをまとめて行う家庭であれば、夜間の電気料金が安い「昼間割高・夜間割安型」のプランがお得になる可能性があります。

特に関西地域では夏場のエアコン使用による電力需要が高いため、ピーク時間帯の料金が特に高く設定されているプランもあります。

自分の電気の使用パターンを知るには、スマートメーターのデータを活用するのが効果的です。多くの電力会社では、会員サイトやアプリで30分ごとの電気使用量を確認できるサービスを提供しています。

時間帯別プランが特におすすめな人

  • 日中は基本的に不在で、夜間・早朝に電気をよく使う人
  • 在宅勤務でない共働き世帯
  • 電気温水器(エコキュート)を使用している家庭
  • 夜間に充電する電気自動車を所有している人

ただし、時間帯別料金プランを選ぶ際には、割安時間帯と割高時間帯の料金差や、基本料金の設定も併せて確認することが重要です。

中には、夜間の割引率は大きいものの、昼間の料金が極端に高く設定されているプランもあるため、総合的な電気代を計算してみる必要があります。

関西電力の「はぴeタイム」など、各社の時間帯別プランを比較検討してみましょう。

乗り換えのベストタイミングはいつ?失敗しない時期の選び方

電力会社の乗り換えを検討する際、「いつ乗り換えるのがベストなのか」という疑問を持つ方も多いでしょう。

実は、乗り換えのタイミングによって、違約金の有無や料金面でのメリットが大きく変わることがあります。

まず最も重要なのは、現在の契約の更新月を狙うことです。多くの電力会社では、1年または2年の契約期間を設けており、その更新月以外での解約には違約金が発生する場合があります。

更新月は契約満了の1〜2ヶ月前であることが多いので、契約書や会員サイトで確認しておきましょう。

次に、季節的なタイミングも考慮する価値があります。関西地域では、一般的に電気使用量が少ない春や秋に切り替えるのが良いとされています。

乗り換えに適した時期

・5月〜6月:夏の電力需要ピーク前で比較的電気使用量が少ない
・10月〜11月:冬の暖房シーズン前の比較的穏やかな時期
・引越しのタイミング:新居への引越し時は違約金なしで切り替え可能
・電力会社のキャンペーン時期:お得な特典が受けられることも

使用量が少ない時期に切り替えるメリットは、乗り換え時の最終請求額が比較的小さくなることと、新しいプランの効果を冷静に評価しやすいという点です。

また、引越しのタイミングは電力会社を乗り換えるベストなチャンスです。引越しによる解約は多くの場合、違約金が免除されるため、新居では自由に電力会社を選ぶことができます。

乗り換え前に確認すべき時期的要素

  • 現契約の更新月はいつか
  • 新電力のキャンペーン期間はいつまでか
  • 今後数ヶ月の電気使用量予測
  • 引越しや家族構成の変化予定
  • 料金改定の予定はないか

電力会社によっては、季節ごとに特別キャンペーンを実施していることもあります。例えば、夏前に「夏の電気代高騰対策」として割引キャンペーンを行うケースなどです。

こうしたキャンペーン時期を狙って乗り換えれば、通常より良い条件で契約できる可能性があります。

一方で、避けた方が良い時期もあります。例えば、電気使用量が極端に多くなる真夏や真冬の電力需要ピーク時は、乗り換えのタイミングとしてはあまり適していません。

この時期は電気代が高くなりやすく、プラン変更の効果を正確に把握しづらいためです。また、電力会社も繁忙期となるため、手続きに時間がかかるケースもあります。

最後に、乗り換えを決めたら、実際の切り替え日までの期間も考慮しておきましょう。一般的に申込みから実際の切り替えまでは2週間〜1ヶ月程度かかります。

特に月末の検針日前後に切り替わるケースが多いため、「今月中に切り替えたい」と思っても、タイミングによっては翌月になることもあります。

新電力って大丈夫?関西の電力自由化と新会社の信頼性を徹底解説

2016年に始まった電力自由化によって、関西電力以外の多くの「新電力」と呼ばれる会社から電気を購入できるようになりました。

しかし、「本当に新電力で大丈夫なの?」「途中で会社が倒産したらどうなるの?」といった不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

実際、過去には新電力会社の撤退や経営破綻などのニュースも報じられ、不安に感じる声も少なくありません。

特に関西地域では、長年関西電力が電力供給を担ってきた歴史があり、新電力への乗り換えに慎重な方も多いようです。

この章では、関西地域における電力自由化の現状新電力会社の信頼性について詳しく解説します。

新電力のメリット・デメリットを正しく理解し、安心して電力会社を選べるようになりましょう。

結論から言えば、一定の条件を満たした信頼できる新電力会社を選べば、安全性や供給の安定性に問題はありません。

電力自由化で私たちの生活はどう変わった?メリットとデメリット

2016年4月に始まった電力小売全面自由化によって、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。

関西地域では、これまで関西電力が独占していた電力供給に、大阪ガス、ENEOSでんき、Looopでんきなど多くの会社が参入し、消費者の選択肢が広がりました。

この電力自由化がもたらした最大のメリットは、何と言っても電気料金の低価格化です。

各社が顧客獲得のために競争することで、消費者にとって有利な料金プランやサービスが次々と登場しました。

例えば、関西地域では大阪ガスの電気とガスのセット割により、年間で5,000円〜10,000円程度の節約が可能になったケースも多いです。

電力自由化の主なメリット

・電気料金の値下げや多様なプランの登場
・ポイント還元やキャッシュバックなどの特典
・ガスや通信サービスとのセット割引
・再生可能エネルギー中心の環境配慮型プランの選択が可能に
・顧客サービスの向上(アプリでの見える化、オンラインサポートの充実など)

また、従来は「電気代は高いもの」と諦めていた消費者が、電気料金に対する意識を高めるきっかけにもなりました。

家庭の電気使用量が「見える化」されたことで、省エネ意識が高まり、結果的に環境負荷の低減にもつながっています。

一方で、電力自由化にはいくつかのデメリットも存在します。

メリットデメリット
電気料金の低価格化
多様なプランからの選択肢
セット割やポイント還元の充実
消費者の意識向上
サービスの品質向上
選択肢が多すぎて比較が難しい
新電力の経営破綻リスク
契約内容が複雑化
解約条件や違約金の存在
トラブル時の対応への不安

最も大きな課題は、選択肢が多すぎて比較が難しいという点です。

関西地域だけでも数十社の電力会社が存在し、それぞれが複数のプランを提供しているため、「どの会社を選べばいいのか分からない」という声も多く聞かれます。

また、一部の新電力会社の経営破綻や撤退により、契約者が混乱する事態も発生しました。

電力自由化後に起きた主な問題

  • 複雑な料金体系による消費者の混乱
  • 一部の新電力の撤退や経営破綻
  • 契約時の説明不足によるトラブル
  • 電力の安定供給への不安
  • 解約時の違約金や手続きの煩雑さ

ただし、これらのデメリットは、電力自由化の初期段階での過渡期的な問題とも言えます。

現在では多くの消費者が電力自由化の仕組みを理解し、比較サイトなどの充実により選択も容易になってきています。

また、経済産業省による監視体制の強化や、消費者保護のためのルール整備も進み、安心して新電力を選べる環境が整いつつあります。

電力自由化は消費者に「選ぶ権利」と「選ぶ責任」を与えました。正しい知識を持って選択すれば、家計の節約と自分のライフスタイルに合ったサービスを享受することができます。

新電力と大手電力の違いって何?選ぶ時のポイントを解説

関西地域で電力会社を選ぶ際、「関西電力のような大手電力会社」と「新電力」の違いを理解することが重要です。

まず、両者の基本的な違いを確認しておきましょう。

関西電力に代表される「大手電力会社」(旧一般電気事業者)は、発電から送電、配電、小売りまでを一貫して手がける会社です。

一方、「新電力」は主に小売り部分(電力の販売)に特化した会社で、送電網は大手電力会社のものを借りて電気を届けています。

大手電力と新電力の主な違い

【大手電力(関西電力など)】
・発電から送電、配電、小売りまでを一貫して運営
・地域の電力インフラを保有・管理
・電力供給の最終保障事業者としての役割
・長年の実績と安定性
【新電力】
・主に小売り(販売)に特化
・送電網は大手電力から借りる形
・独自の料金プランや特典でサービスを差別化
・多くは他業種からの参入企業

新電力には大きく3つのタイプがあります。

まず「ガス会社系」の新電力(大阪ガスなど)は、既存のガス事業のインフラと顧客基盤を活かしたサービスを提供しています。

次に「通信・IT系」の新電力(ソフトバンクでんき、楽天でんきなど)は、携帯電話やインターネットサービスとのセット割やポイント還元が特徴です。

そして「独立系」の新電力(Looopでんき、HTBエナジーなど)は、シンプルな料金体系や特定地域に密着したサービスを展開しています。

新電力を選ぶ際の重要ポイント

  • 事業実績と会社の安定性(設立からの年数、顧客数など)
  • 料金プランの透明性と自分の使用パターンとの相性
  • 契約期間と解約条件(違約金の有無や金額)
  • カスタマーサポートの充実度(問い合わせ窓口、対応時間など)
  • セット割や特典の実質的な価値

新電力を選ぶ最大のメリットは「料金の安さ」ですが、それだけで選ぶと後悔することもあります。

例えば、カスタマーサポートが不十分な会社を選んでしまうと、トラブル時に対応してもらえないなどの問題が発生する可能性があります。

また、契約期間と解約条件も重要なポイントです。安さに目を奪われて契約したものの、1年以内の解約で高額な違約金が発生するケースもあります。

メリットデメリット
料金プランが安い場合が多い
独自の特典やサービスが充実
手続きがオンラインで完結するケースが多い
既存サービスとのセット割がある
再エネ電力など選択肢が多様
実績や信頼性に不安がある場合も
カスタマーサポート体制が不十分なことも
契約期間の縛りが厳しいケースがある
経営破綻のリスクがゼロではない
料金体系が複雑で分かりにくいことも

関西電力のような大手電力会社を選ぶメリットは「安心感」と「実績」です。

特に停電時の対応や緊急時のサポート体制は、長年の経験と地域密着の強みがあります。

ただし、料金プランは新電力に比べて割高な場合が多く、また契約手続きが煩雑なケースもあります。

こんな人は大手電力がおすすめ

・安定性と実績を重視する方
・トラブル時の対応を重視する方
・オンライン手続きが苦手で対面での相談を希望する方
・複雑なプラン比較をするのが面倒な方
・地域に密着したサービスを望む方

一方、こんな方は新電力がおすすめです。

・とにかく電気代を安くしたい方
・ガスや通信とのセット割を活用したい方
・ポイント還元などの特典を重視する方
・オンラインでの手続きに抵抗がない方
・再生可能エネルギー由来の電気を使いたい方

最終的には、自分のライフスタイルや重視するポイントに合わせて電力会社を選ぶことが大切です。

特に関西地域では、大阪ガスや関西電力の料金プランが充実しているため、この2社を基準に他の新電力と比較検討するとよいでしょう。

倒産したらどうなるの?新電力会社選びで注意すべきこと

新電力を検討する際に最も不安に感じるのが「会社が倒産したらどうなるのか」という点ではないでしょうか。

実際、過去には新電力の撤退や経営破綻のニュースもあり、特に2021年から2022年にかけては燃料価格高騰の影響で複数の新電力が事業から撤退しました。

結論から言えば、新電力が倒産しても電気の供給がすぐに止まることはありません。これは電気事業法によって「最終保障供給」という制度が設けられているためです。

新電力が突然サービスを停止した場合、自動的に地域の大手電力会社(関西地域なら関西電力)による「最終保障供給」に切り替わります。

ただし、最終保障供給は通常の料金より2割程度高くなるため、速やかに新たな電力会社と契約することが望ましいでしょう。

新電力倒産時の流れ

1. 新電力会社からサービス終了の通知が届く
2. 自動的に「最終保障供給」に切り替わる(電気は途切れない)
3. 関西電力から最終保障供給の案内が届く
4. 新たな電力会社と契約する(自分で選ぶ必要がある)
5. 新電力への切り替え手続きを行う

では、倒産リスクの低い安心できる新電力を選ぶには、どのようなポイントに注目すればよいでしょうか。

信頼できる新電力の見分け方

  • 経営母体が安定している(大手企業グループなど)
  • 事業実績が3年以上ある
  • 顧客数が多い(数万件以上)
  • 自社発電設備を持っている
  • 料金プランが極端に安すぎない(採算割れの可能性)

特に経営母体の安定性は重要です。例えば、大阪ガス、ENEOSホールディングス、東京ガス、ソフトバンク、楽天などの大手企業グループが運営する新電力は、比較的安心できるでしょう。

また、極端に安い料金プランには注意が必要です。2021年以降の燃料価格高騰により、採算を度外視した安さを提供する新電力が経営難に陥るケースが多く見られました。

料金の安さだけでなく、経営の持続可能性という視点でも電力会社を評価することが大切です。

メリットデメリット
倒産しても電気の供給は止まらない
倒産時の手続きは比較的シンプル
大手企業グループの新電力なら安心感がある
料金プラン変更で節約のチャンスになる
公的な保護制度があり最低限の安全網がある
最終保障供給は割高(約2割増)
新たな契約手続きの手間がかかる
預けていたデポジットが返還されない可能性
ポイント還元などの特典が無効になることも
急な通知で対応に追われるケースも

万が一のことを考えて、契約時には解約条件をしっかり確認しておくことも重要です。

例えば「解約手数料なし」「契約期間の縛りなし」というプランを選んでおけば、いつでも別の電力会社に切り替えることができます。

また、前払いのデポジットを求める電力会社もありますが、経営破綻時にこのデポジットが返還されない可能性もあるため、注意が必要です。

関西地域で比較的安定している主な新電力

・大阪ガスの電気(大阪ガスが運営)
・ENEOSでんき(ENEOSホールディングスが運営)
・auでんき(KDDIと関西電力の提携)
・東京ガスとくとくプラン(東京ガスが運営)
・楽天でんき(楽天グループが運営)

もう一つ知っておきたいのが、「契約解除後の精算」についてです。

新電力が倒産した場合、それまでの電気料金の支払いや、過払い金の返還などが問題になることがあります。

通常は最後の精算書が送られてきますが、経営破綻の状況によっては、未払い分の請求や過払い分の返還が適切に行われないケースもあります。

このリスクを最小限にするためには、クレジットカード払いよりも口座振替のほうが安心な場合もあります(事前引き落としではなく、使用後の後払いになるため)。

関西地域で電力会社を選ぶ際には、価格の安さだけでなく、会社の安定性や信頼度も十分考慮して選ぶことが、長期的には賢明な選択と言えるでしょう。

特に初めて新電力に切り替える方は、まずは安定した経営基盤を持つ会社を選び、慣れてきたら自分のライフスタイルに合った多様な選択肢を検討するという段階的なアプローチもおすすめです。

電力会社選びでよくある疑問を全部解決!Q&A集

電力会社の乗り換えを検討する際、様々な疑問や不安が生じるものです。特に初めて電力会社を変える方は、「本当に大丈夫なのか」と心配になることも多いでしょう。

ここでは、関西地域の方からよく寄せられる電力会社選びに関する疑問を、Q&A形式でわかりやすく解説します。

これから乗り換えを検討している方はもちろん、すでに新電力を利用している方も、よりお得に電気を使うためのヒントが見つかるかもしれません。

基本的な疑問から、ちょっと専門的な質問まで幅広くカバーしていますので、ぜひ参考にしてください。

「こんなことを聞くのは恥ずかしい…」と思うような素朴な疑問こそ、実は多くの人が抱えているものです。安心して電力会社選びができるよう、よくある質問を一つ一つ丁寧に解説していきます。

「乗り換えたら電気が止まる?」そんな心配は無用です

「電力会社を乗り換えると、一時的に電気が止まってしまうのでは?」と心配される方は少なくありません。

結論から言えば、電力会社の切り替え時に電気が止まることは一切ありません

なぜなら、電力会社を変更しても、電気を届ける送電線や電柱などの設備は同じものを使用するからです。

関西地域では、送電線は関西電力送配電株式会社が管理していて、新電力はこの設備を借りて電気を届けています。

つまり、電気の「道路」は変わらず、単に電気の「販売店」が変わるだけなのです。

乗り換え時の電気供給

・切り替え当日も電気は通常通り使える
・工事や立ち会いは一切不要
・スマートメーターがない場合のみ取り付け工事あり(無料・立ち会い不要)
・切り替えは検針日に合わせて自動的に行われる
・切り替え時に使用中の家電がリセットされることもない

電力会社の切り替えは、通常検針日(毎月の電気使用量を計測する日)に合わせて行われます。例えば毎月15日が検針日の場合、15日に自動的に新しい電力会社からの供給に切り替わります。

切り替え当日に何か特別な操作や設定は必要なく、普段通り電気を使うことができます。

乗り換え時に知っておくとよいこと

  • 切り替えは検針日に行われるため、申込みから実際の切り替えまで2週間~1ヶ月程度かかる
  • 古いタイプのメーターを使用している場合は、スマートメーターへの交換工事がある(無料)
  • 最初の検針日は、旧電力会社と新電力会社の両方から請求が来ることがある(使用期間は重複しない)
  • 切り替え後すぐに電気の品質や使用感が変わることはない
  • 万が一トラブルがあっても、電力供給は保証されている

なお、まだスマートメーターが設置されていない住宅の場合は、切り替えに先立ってスマートメーターの取り付け工事が行われます。

この工事は無料で行われ、基本的には立ち会いも不要です。メーターは通常、建物の外部に設置されているため、家の中に入る必要はありません。

工事は30分程度で終わり、その間も電気は使用できます(一時的に停電することはありますが、数分程度です)。

電力会社の切り替えで特に心配なのが「切り替え時にトラブルが発生したらどうなるのか」という点ですが、こちらも安心してください。

万が一、予定していた切り替え日に何らかの問題が発生しても、旧電力会社による供給が継続されるように仕組みが整っています。

よくある誤解

・「新電力は大手より停電しやすい」→誤り(送電網は同じ)
・「工事で家の壁に穴を開けられる」→誤り(通常工事は不要)
・「切り替え時に家にいる必要がある」→誤り(立ち会い不要)
・「家電製品に影響がある」→誤り(電気の品質は変わらない)
・「停電時の復旧が遅れる」→誤り(送配電会社が対応)

関西地域でよく見られるもう一つの不安が「台風シーズンなど災害時に新電力は大丈夫なのか」というものです。

こちらも心配無用です。災害時の停電対応は、契約している電力会社に関わらず、地域の送配電会社(関西電力送配電)が責任を持って行います。

つまり、災害時の停電復旧の優先順位が、新電力の顧客だからという理由で下がることはありません。

以上のように、電力会社の乗り換えによって電気が止まることは一切なく、工事や立ち会いも基本的に不要です。

「電気が止まる」という心配をせずに、料金やサービス内容で自分に合った電力会社を選んでください。

「やっぱり元に戻したい!」乗り換え後の再変更は可能?

新しい電力会社に乗り換えたものの、「思っていたのと違った」「やっぱり以前の電力会社がよかった」と感じることもあるかもしれません。

そんな時に気になるのが、「元の電力会社に戻すことはできるのか」という点です。

結論から言えば、いつでも元の電力会社に戻すことは可能です。電力自由化の大きなメリットは、消費者が自由に電力会社を選べることにあります。

関西電力から新電力に変えた後、再び関西電力に戻すことも、別の新電力に変更することも自由です。

ただし、解約時に違約金が発生する可能性がある点には注意が必要です。

再変更の手順

1. 現在の契約内容を確認(契約期間や解約金の有無)
2. 戻したい電力会社に申込み手続きを行う
3. 必要な情報(供給地点特定番号など)を提供
4. 現在の電力会社への解約連絡は不要(自動的に手続きされる)
5. 次回の検針日に切り替わるのを待つ

再び電力会社を変更する際のポイントは、現在の契約条件をよく確認することです。

多くの電力会社では、1年や2年などの契約期間を設けており、その途中で解約すると違約金が発生する場合があります。

例えば、「2年契約で途中解約の場合は9,800円の違約金」というような条件が設定されていることもあります。

違約金が発生しないケース

  • 契約更新月(契約満了の1~2ヶ月前)に解約する
  • 引越しによる解約(多くの会社で違約金が免除される)
  • 違約金なしプランを契約している
  • 料金プランの大幅な改定があった場合(約款による規定あり)
  • 電力会社側の不備やサービス品質低下が認められる場合

違約金を避けるためには、契約更新月を待って変更するのが賢明です。更新月は、契約期間満了の1~2ヶ月前に設定されていることが多く、この期間内であれば違約金なしで解約できます。

また、近年では競争の激化により、「違約金なし・契約期間の縛りなし」というプランを提供する電力会社も増えています。そのようなプランであれば、いつでも自由に変更することができます。

メリットデメリット
いつでも電力会社を変更できる自由がある
手続きは簡単(新しい会社への申込みだけ)
元の会社に特別な理由なく戻れる
複数回の変更でも電気の品質は変わらない
変更のたびに各社のキャンペーンを利用できる
契約期間中の解約で違約金が発生する可能性
申込みから切り替えまで時間がかかる
頻繁に変更すると管理が面倒
再契約時に以前と同じ条件とは限らない
特典や割引が最初からやり直しになる場合も

なお、電力会社を再変更する際には、現在の会社に解約の連絡をする必要はありません

新しく契約する電力会社に申し込むと、そちらから現在の電力会社に連絡が行き、自動的に切り替え手続きが行われます。

これは「スイッチング支援システム」という電力業界共通のシステムによって可能になっています。

再変更時の注意点

・元の会社のプランや料金が変わっている可能性がある
・以前の特典や割引が適用されない場合もある
・再度の契約手続きと本人確認が必要
・切り替えまでに2週間~1ヶ月程度かかる
・頻繁な変更は信用情報に影響する可能性がある

電力会社を選ぶ際のもう一つのポイントとして、解約条件がシンプルで透明性の高い会社を選ぶという視点も大切です。

「契約期間の縛りなし」「解約金なし」「解約手続きがオンラインで完結」などの条件を提示している会社であれば、後から変更したくなった場合でもストレスなく対応できます。

関西地域では、Looopでんき、ENEOSでんき、楽天でんきなど、比較的解約条件がシンプルな電力会社も増えていますので、契約前に解約条件もしっかりチェックしておくとよいでしょう。

電力会社の乗り換えにかかる費用と期間、知っておくべき実情

電力会社の乗り換えを検討する際、「どのくらいの費用がかかるのか」「手続きにどれくらいの期間を要するのか」という点は重要な判断材料になります。

まず費用面ですが、基本的に電力会社の乗り換え自体に費用はかかりません。申込手数料や契約手数料が無料の電力会社がほとんどです。

一般的な乗り換えでは、工事費や初期費用は発生せず、実質的にゼロ円で切り替えが可能です。

ただし、いくつか注意すべき費用が発生する可能性もあります。

発生する可能性のある費用

・現在の電力会社の解約違約金(契約期間中の解約の場合)
・デポジット(一部の電力会社で預り金を求められる場合)
・クレジットカード発行費用(支払い方法がクレジットカード限定の場合)
・旧契約の精算金(使用量によっては追加請求の可能性)
・契約事務手数料(一部の電力会社で発生)

中でも最も注意すべきなのは、現在の契約の解約違約金です。

特に関西電力の「なっトクパック」などの割引プランや、新電力の多くは1~2年の契約期間があり、途中解約すると5,000円~10,000円程度の違約金が発生することがあります。

この違約金を避けるためには、契約更新月を確認し、その時期に合わせて切り替えるのがおすすめです。

乗り換えにかかる期間の目安

  • 申込み手続き:10分~30分程度
  • 申込み受付から審査完了:3日~1週間程度
  • スマートメーター設置(必要な場合):1週間~2週間程度
  • 実際の切り替え完了:次回の検針日(申込みから2週間~1ヶ月程度)
  • 初回の請求書発行:切り替え後1ヶ月程度

乗り換えにかかる期間については、申込みから実際の切り替えまで通常2週間~1ヶ月程度かかります。

これは電力会社の切り替えが「検針日」(毎月の電気使用量を測定する日)に合わせて行われるためです。検針日は住所によって異なりますが、毎月決まった日に設定されています。

例えば、6月15日が検針日で、6月10日に申し込んだ場合は、7月15日の検針日から新しい電力会社の供給が始まります。申込みのタイミングによっては、最大で1ヶ月以上待つ場合もあります。

メリットデメリット
基本的に乗り換え費用は無料
申込み手続きは簡単(10分程度)
工事や立ち会いが基本的に不要
電気の供給が途切れることはない
新電力ではキャンペーン特典も多い
契約期間中の解約で違約金が発生する可能性
切り替わるまで時間がかかる
検針日の仕組みが分かりにくい
初回請求時に戸惑うことがある
スマートメーター設置に時間がかかる場合も

なお、まだスマートメーターが設置されていない住宅の場合は、切り替えに先立ってスマートメーターの設置工事が必要です。

この工事自体は無料で行われ、立ち会いも基本的に不要ですが、工事日の調整などで切り替えまでの期間が延びることがあります。

円滑な乗り換えのコツ

・現在の契約の更新月を確認してから申し込む
・検針票や「供給地点特定番号」を事前に用意しておく
・支払い方法(クレジットカードなど)の準備をしておく
・申し込み前に料金シミュレーションで節約効果を確認する
・キャンペーン時期を狙って申し込むとさらにお得

電力会社の乗り換え手続きは、近年非常にシンプルになっています。特にオンライン申込みが主流となり、多くの電力会社ではスマートフォンやパソコンから10分程度で申込みが完了します。

申込み時に必要な情報は、基本的な個人情報(氏名、住所、連絡先)の他に、「供給地点特定番号」や現在の電力会社のお客様番号などです。検針票を手元に用意しておくと、スムーズに手続きができます。

なお、切り替え後の初回の請求については、旧電力会社と新電力会社から別々に請求が来ることになります。例えば、8月15日に切り替わった場合、7月16日~8月15日分は旧電力会社から、8月16日以降は新電力会社からの請求となります。

この二重請求に驚く方もいますが、使用期間は重複していないので安心してください。それぞれの使用期間分のみの請求となります。

最後に、関西地域で特に注意したいのが「アンペア区分」の考え方です。関西電力エリアでは、従来「アンペア制」ではなく「最大需要電力」による契約が一般的でした。

新電力に切り替える際に、この契約形態の違いによる混乱が生じることがあります。事前に現在の契約内容をよく確認し、新しい電力会社での契約内容とのギャップがないようにしておくとよいでしょう。

賃貸でも自由に電力会社を選べるの?契約前の確認事項

「賃貸住宅に住んでいるけど、電力会社を自分で選べるの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。

基本的には、賃貸住宅でも自由に電力会社を選ぶことができます。電力自由化の恩恵は、持ち家だけでなく賃貸住宅にお住まいの方にも等しく適用されます。

ただし、一部の賃貸物件では電力会社が指定されているケースもあるため、契約前にいくつかの確認が必要です。

賃貸住宅で確認すべき事項

・賃貸契約書に電力会社の指定がないか
・大家さんや管理会社に電力会社変更の制限がないか
・建物全体で一括受電契約をしていないか
・スマートメーターの設置に制限がないか
・マンション全体で特定の電力会社と契約していないか

まず確認すべきは賃貸契約書です。契約書に「電力会社の変更禁止」や「指定電力会社の利用義務」などの記載がないかチェックしましょう。

また、大家さんや管理会社への確認も重要です。特に古い物件や小規模アパートでは、管理上の理由から電力会社の変更に制限を設けている場合があります。事前に変更の可否を問い合わせておくと安心です。

電力会社を変更できない主なケース

  • マンション一括受電契約を採用している建物
  • 高圧一括受電方式を採用している集合住宅
  • オール電化物件で特定の電力会社との契約が条件になっている
  • 賃貸契約に電力会社指定の条項がある
  • 電力会社の変更が建物の構造上困難な場合

特に注意が必要なのが、「一括受電契約」を採用しているマンションです。一括受電とは、マンション全体で一つの電力契約を結び、各戸の使用量に応じて電気代を分配するシステムです。

こうした物件では、個別に電力会社を選ぶことができません。ただし、一括受電契約自体がスケールメリットで割安になっているケースも多いため、必ずしもデメリットとは言えません。

メリットデメリット
多くの賃貸物件で自由に電力会社を選べる
引越し時にお得な電力会社に切り替えられる
スマートメーター設置も基本的に問題ない
管理会社の許可なしで変更できることが多い
解約時も特別な手続きは不要
一部の物件では電力会社の変更が制限される
原状回復義務があるケースも
スマートメーター設置に立ち会いが必要な場合も
短期の入居では違約金の方が高くなる可能性
引越し時に再度手続きが必要

賃貸物件で電力会社を変更する際には、スマートメーターの設置についても確認が必要です。

基本的にはスマートメーターの設置に大家さんの許可は不要ですが、古い物件では設置場所の都合で工事が必要になる場合もあります。その場合は管理会社や大家さんの了解を得ておくと安心です。

賃貸住宅での乗り換えポイント

・契約期間が短い場合は違約金のないプランを選ぶ
・引越しの予定がある場合は解約条件を確認しておく
・スマートメーター設置に立ち会いが必要か確認
・長期契約予定なら初期費用がかかっても総合的にお得なプランも検討
・同じ管理会社の物件内で引越す場合の手続きも確認

関西地域の賃貸住宅でも、電力自由化の恩恵を十分に受けることができます。特に単身者や学生などは、使用量に合わせた最適なプランを選ぶことで、大きな節約につながる可能性があります。

賃貸契約の更新時や引越しのタイミングに合わせて、ぜひ電力会社の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

電気のトラブル発生!そんな時の連絡先はどこ?

新電力に切り替えた後に不安になるのが「電気のトラブルが発生した時、どこに連絡すればいいのか」という点です。

結論から言えば、トラブルの種類によって連絡先が異なります。正しい窓口を知っておくことで、迅速な対応が可能になります。

まず大きく分けると、「電気の供給に関するトラブル」「契約や料金に関するトラブル」の2種類があります。

停電・電柱トラブル時の連絡先

関西電力送配電株式会社(新電力と契約していても同じ)
停電・電気の設備に関するお問い合わせ専用ダイヤル:0800-777-3081
※24時間365日対応
※契約している電力会社に関わらず、関西地域の送電・配電設備のトラブルはすべてこちらが対応

停電が発生した場合や電柱・電線のトラブルについては、契約している電力会社に関わらず、地域の送配電事業者(関西地域では関西電力送配電株式会社)に連絡します。

これは、送電線や電柱などの設備は関西電力送配電が管理しているためです。新電力と契約していても、停電対応は関西電力送配電が行います。

一方、料金プランや契約内容に関する質問請求書の疑問引越し手続きなどは、契約している電力会社のカスタマーサポートに連絡します。

主なトラブル別の連絡先

  • 停電・電柱の異常・電線の切断 → 関西電力送配電(0800-777-3081)
  • 料金プランや請求に関する質問 → 契約している電力会社
  • 契約内容の変更・引越し手続き → 契約している電力会社
  • ブレーカーが頻繁に落ちる → まず契約電力会社、必要に応じて関西電力送配電
  • スマートメーターの故障 → 関西電力送配電

特に分かりにくいのが「ブレーカーが落ちる」というトラブルです。

これは、契約アンペア数以上の電気を使用した場合や、漏電が発生している場合に起こります。まずは契約している電力会社に相談し、契約アンペア数の変更が必要か確認しましょう。

漏電の可能性がある場合は、関西電力送配電または電気工事店に相談する必要があります。

メリットデメリット
停電対応は24時間365日体制
停電情報はウェブで確認可能
電気の安全に関する相談も可能
スマートメーターのトラブルも専門対応
大規模災害時の復旧体制が整っている
連絡先が複数あり紛らわしい
新電力のサポート時間が限られている場合も
たらい回しにされることがある
チャットサポートのみの会社もある
問い合わせ集中時は繋がりにくい

また、災害時の停電情報は、関西電力送配電のウェブサイトやSNSで確認できます。新電力と契約していても、停電情報や復旧見込みはこちらで確認しましょう。

関西地域特有の事情として、台風シーズンには大規模停電が発生する可能性があります。そうした際の情報源を事前に把握しておくことが大切です。

いざという時のために保存しておくべき連絡先

・関西電力送配電(停電・設備トラブル):0800-777-3081
・契約電力会社のカスタマーサポート番号
・お住まいの地域の災害用伝言ダイヤル:171
・近隣の電気工事店(漏電など室内配線のトラブル時)

なお、電力会社によってサポート体制は異なります。大手電力会社や大手企業グループの新電力は、24時間対応のコールセンターを設けていることが多いですが、小規模な新電力では対応時間が限られていることもあります。

契約前にサポート体制も比較検討することで、トラブル時の安心感が違ってきます。

特に高齢の方や、緊急時の対応に不安がある方は、サポート体制が充実した電力会社を選ぶことをおすすめします。

また、スマートフォンが使える方は、契約電力会社のアプリをインストールしておくと便利です。多くの電力会社では、アプリから直接問い合わせができたり、よくある質問が確認できたりします。

いざというときのために、必要な連絡先を事前にメモしておくか、スマートフォンに登録しておくことをおすすめします。特に災害が多い関西地域では、万が一の備えが安心につながります。

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