関東(東京)の電力会社おすすめ比較ランキング!一人暮らし・電気ガスで安いプランも解説【2025年3月】

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2025年、電気料金の値上げが予定される中、電力会社の選択はますます重要になっています。関東エリアでは、東京電力に加えて数多くの新電力会社から選べるようになりましたが、「どの電力会社が安いのか分からない」「本当に安全なのか心配」という声も多く聞かれます。

本記事では、電力自由化後に選択肢が広がった関東エリアの電力会社について、料金プランの特徴お得なキャンペーン情報、さらには世帯人数別のおすすめ会社まで、徹底的に比較・解説します。また、新電力会社への乗り換え方法や、よくある疑問についても詳しく説明していきます。

記事の結論

・おすすめランキング1位はCDエナジー

・一人暮らしにおすすめはオクトパスエナジー

・オール電化におすすめはCDエナジー

・電気・ガスのセット契約におすすめは東京ガス

  • 2025年は電気料金の値上げが予定されており、賢い電力会社の選択が重要
  • 関東エリアには多数の新電力会社があり、世帯構成や使用量に応じて最適な会社が異なる
  • 新電力会社への乗り換えは簡単で、多くの場合オンラインで完結できる
  • 電気の品質は電力会社が変わっても変化することはない

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目次

関東(東京)の電力会社おすすめランキングTOP9【2025年3月版】

電力自由化から8年が経過し、関東エリアでも様々な新電力会社のサービスが登場しています。一方で、燃料費調整額の高騰や新電力会社の撤退など、選び方が難しい状況が続いています。

そこで本記事では、料金プランや燃料費調整額の設定、ポイント還元などの要素を総合的に評価し、関東エリアでおすすめの電力会社を厳選してご紹介します。

各社の料金プランを徹底比較した結果、特にオクトパスエナジー東京ガスの電気がコストパフォーマンスに優れていることがわかりました。

第1位:CDエナジーダイレクト「ベーシックでんき」|豊富なプランと充実したポイントサービス

CDエナジーダイレクト

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★★
一人暮らし:★★★★☆
ファミリー:★★★★★
特徴・電気代の100円につき1ポイント還元
・ガスとのセット割で両方0.5%OFF

おすすめの理由

  • 大手エネルギー会社(中部電力×大阪ガス)運営の信頼性&60万件超えの供給実績
  • 一人暮らしやファミリーなど自分にあったプランで節約
  • 電気とガスのセット割が両方に適用される
  • カテエネポイントが貯まりやすく、電気料金の支払いに使える
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh6,225円-3,096円
2人暮らし280kWh10,888円-2,892円
ファミリー350kWh13,412円-156円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)、ガスセット割0.5%OFF適用済み
※ポイント還元分は含まれていません

関東でおすすめの電力会社第1位はCDエナジーです。CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスが共同で立ち上げた新電力会社で、関東エリアだけでも60万件以上の契約実績があります。最近はテレビCMなどで見かける人も多いのではないでしょうか。

自分にあったプランで契約できてお得

CDエナジー プラン選択
CDエナジーの最大の特徴は、自分にあったプランで契約できるという点です。

一人暮らしや電気使用量が少ない方は「シングルでんき」、2人から3人暮らしの方には「ベーシックでんき」、ファミリーには「ファミリーでんき」と、それぞれの家庭にあったプランが設定されておりどのプランでも東京電力よりも安くなります。

例えば3人暮らしでベーシックでんきを契約すると東京電力と比較して年間約3,000円以上安くすることができます。

電気とガスをまとめて契約できる


CDエナジーは電気とガスをまとめて契約できるのも魅力です。電気とガスをセットにすると毎月の電気代とガス代両方から0.5%割引されます。関東エリアで電気とガス両方に割引が適用されるのはCDエナジーのみです。また、CDエナジーは電気料金100円につきカテエネポイントが1ポイントが貯まります。貯まったポイントは電気料金の支払いに利用できますよ

今ならAmazonギフト券がもらえる!

今CDエナジーの電気を申し込むと、もれなく全員3,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施中です。3月末までのキャンペーンとなっているのでお見逃しなく!

第2位:東京ガスの電気「基本プラン」|安定性と信頼性に定評ある老舗エネルギー会社

東京ガス

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★★
一人暮らし:★★★★☆
ファミリー:★★★★★
特徴・東京電力より確実に安くなる料金設定
・ガスとのセット割(電気代0.5%OFF)がある
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額
・新電力で最多の契約件数を誇る

おすすめの理由

  • 1885年創業の老舗エネルギー会社で安定供給に定評あり
  • 燃料費調整額が地域の電力会社と同額で価格の変動が読みやすい
  • ガスとのセット割で更にお得に利用可能
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,896円852円
2人暮らし280kWh10,468円2,148円
ファミリー350kWh13,143円3,072円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)、ガスセット割0.5%OFF適用済み
※ガスセット割引を適用した場合の料金です

東京ガスは140年以上の歴史を持つ老舗エネルギー会社で、ガスのほか電気の提供もしています。1位のCDエナジーよりも安くはありませんが、信頼性で選ぶなら2位の東京ガスがおすすめですよ。

新電力で最多の契約件数


東京ガスは新電力の中で最多の契約件数を誇り、多くの方から信頼を得ています。東京電力よりも従量料金が安く設定されているため、使えば使うほど東京ガスのほうが安くなります。

また、燃料費調整額が地域の電力会社である東京電力と同額という点も安心のポイント。燃料価格が変動しても家計の管理がしやすいメリットがあります。

電気とガスをセットにするとお得

東京ガスはガスとのセット割で電気代が0.5%割引になります。東京エリアで電気とガスをまとめて契約したい人にもおすすめの電力会社です。

料金シミュレーションでは、1人世帯で年間約800円、2人世帯で年間約2,100円、3人世帯で年間約3,008円の節約が可能です。大幅な節約とまではいきませんが、長年のエネルギー供給実績による安定性と確実な安さを重視する方に最適な選択肢といえます。

新規契約で電気の基本料金が1か月無料に!

東京ガスは新規申し込みで電気の基本料金が1か月無料になります。切り替えのチャンスですのでお見逃しなく!

第3位:オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」|シンプルな料金体系&電力量料金が安い

オクトパスエナジー

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★★
一人暮らし:★★★★★
ファミリー:★★★★☆
特徴・電力量料金が地域電力と比べて圧倒的に安い
・友達紹介で双方5000円キャッシュバック
・15,000円キャッシュバックキャンペーン実施中

おすすめの理由

  • 基本料金が他社と比べて約15%安い
  • 電力量料金が全区分で地域電力の30%以上お得
  • 新規申込特典と紹介制度で最大20,000円のキャッシュバック
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh4,114円22,236円
2人暮らし280kWh7,297円40,200円
ファミリー350kWh9,151円50,976円

関東(東京)の電力会社の中で、最も料金体系がシンプルでわかりやすいのがオクトパスエナジーです。オクトパスエナジーはイギリスNo.1の電力会社と東京ガスがタッグを組んで日本で電気を供給しています。日本での知名度はそこまでですが、安さに定評がある会社です。

シンプルで安い料金プラン


基本料金は1日あたり29.10円、30日計算だと約873円と、東京電力の935.25円と比べて約15%安く設定されています。

さらに注目すべきは電力量料金の安さです。1~120kWhまでは18.98円/kWh、121~300kWhは24.10円/kWhと、東京電力と比較して30%以上も安い料金設定となっています。そのため、1人世帯から3人世帯まで、どの世帯でも大幅な節約が可能です。

キャンペーンでぐっと安くなる


また現在、新規申込で15,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中。さらに友達紹介制度を利用すれば、紹介する方もされる方も5,000円のキャッシュバックが受けられます。紹介回数に制限はないため、最大20,000円以上のキャッシュバックも狙えます。

ただし、燃料費調整額に上限がないため、燃料価格が高騰した際は電気料金が上がる可能性があります。一方で基本料金と電力量料金が圧倒的に安いため、燃料費調整額を加味しても、多くの場合は東京電力より安くなるでしょう。


第4位:TERASELでんき「超TERASEL東京」|使う量が多いほどお得になる料金設計

TERASELでんき

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
一人暮らし:★★★☆☆
ファミリー:★★★★★
特徴・使用量に合わせて2つのプランから選択可能
・電気代200円につき1楽天ポイント還元
・新規申込で8,000円分の特典進呈
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額

おすすめの理由

  • 東京電力より全体的に安い料金設定を実現
  • 使用量に応じて最適なプランを自動でシミュレーション
  • 楽天ポイント還元と豪華な新規特典でさらにお得
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,881円1,032円
2人暮らし280kWh10,304円4,116円
ファミリー350kWh12,771円7,536円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)
※楽天ポイント還元分は含まれていません

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループが展開する電力サービスで、分かりやすい料金体系と充実したポイント還元が特徴です。

プラン選びでよくある「失敗」を防ぐため、利用状況に応じて最適なプランを自動でシミュレーションしてくれます。また、電気料金200円につき1楽天ポイントが貯まるため、楽天経済圏を利用する方には特におすすめです。さらに新規申込特典として、8,000円相当のポイントやギフト券から好きな特典を選べます。

燃料費調整額が地域電力会社と同額のため、価格の変動が読みやすいのも魅力です。ただし、オール電化向けプランがないため、オール電化住宅にお住まいの方は検討が必要です。

第5位:idemitsuでんき「Sプラン」|ガソリン代も安くなるおトクなプラン

idemitsuでんき

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
一人暮らし:★★★☆☆
ファミリー:★★★★☆
特徴・120kWh以上使う世帯なら確実に節約可能
・ガソリン代が2円/L割引(月間上限100L)
・1年間の利用で500ポイントプレゼント
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額

おすすめの理由

  • マイカー所有者は電気代とガソリン代の両方でお得
  • 120kWh以上の使用で確実な節約が可能
  • オール電化向けプランも用意されている
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh4,511円17,472円
2人暮らし280kWh7,842円33,660円
ファミリー350kWh9,667円44,784円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)
※ガソリン代の割引は含まれていません

idemitsuでんきは、出光興産が手がける電力サービスで、電気とガソリンの両方でお得になる独自のサービスが特徴です。

最大の魅力は、ガソリン代が1リットルあたり2円引き(月間上限100L)になる「クルマ特割」です。マイカーをお持ちの方は、電気代の節約に加えてガソリン代も節約できます。また、電気自動車やプラグインハイブリッド車をお持ちの方は、毎月200円の追加割引も受けられます。

電気料金のみの節約額は他社と比べると控えめですが、ガソリン代の割引を含めると年間で大きな節約が可能です。また、1年間の継続利用で500ポイントがプレゼントされる特典もあります。燃料費調整額が地域電力会社と同額なため、価格の変動も予測しやすくなっています。

第6位:シン・エナジー「きほんプラン」|昼と夜で料金が変わる時間帯別プラン

シン・エナジー

評価総合評価:★★★☆☆
おすすめ度全世帯向け:★★★☆☆
一人暮らし:★★★★☆
ファミリー:★★★☆☆
特徴・時間帯によって料金が変わる独自プラン
・昼の電気代が安いプランと夜が安いプランを選択可能
・マイページで自動シミュレーション機能あり
・燃料費調整額が地域の電力会社と異なる場合あり

おすすめの理由

  • 生活スタイルに合わせて昼安プラン・夜安プランが選択可能
  • マイページで最適なプランを自動判定
  • 基本料金が東京電力より約15%安い
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh4,147円21,840円
2人暮らし280kWh7,386円39,132円
ファミリー350kWh9,267円49,584円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)
–>

シン・エナジーは、時間帯別の料金設定が特徴の新電力会社です。昼間の電気使用が多い方向けの「昼生活フィットプラン」と、夜間の電気使用が多い方向けの「夜生活フィットプラン」から選択できます。

大きな特徴は、マイページで自動的に最適なプランを判定してくれる機能があることです。過去の電気使用パターンを分析し、最もお得になるプランを提案してくれるため、プラン選びの失敗を防ぐことができます。

ただし、燃料費調整額が地域の電力会社と異なる場合があり、市場価格の高騰時には割高になる可能性がある点には注意が必要です。生活リズムが規則的で、電気の使用時間帯が特定の時間に集中する方におすすめのプランといえます。

第7位:HTBエナジー「ベーシックプラン」|シンプルな料金体系で分かりやすい

HTBエナジー

評価総合評価:★★★☆☆
おすすめ度全世帯向け:★★★☆☆
一人暮らし:★★★☆☆
ファミリー:★★★★☆
特徴・基本料金が一律550円でシンプル
・電力量料金も一律28.60円/kWh
・停電や生活トラブルの無料サポート付き
・スマホ修理費用最大3万円の保険付き

おすすめの理由

  • 契約アンペアに関係なく基本料金が一律550円
  • 電力量料金も段階なしの一律料金でわかりやすい
  • 「あんしんサポート365プラス」が無料で付帯
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,126円10,092円
2人暮らし280kWh8,558円25,068円
ファミリー350kWh10,560円34,068円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金550円+従量料金(使用量×28.60円)

HTBエナジーは、基本料金が契約アンペアに関係なく一律550円、電力量料金も使用量に関係なく一律28.60円/kWhという、非常にシンプルな料金体系が特徴です。

最大の魅力は、「あんしんサポート365プラス」という、停電やトイレ詰まり、ガラス割れなどの生活トラブルに対する無料の応急処置サービスが付いていることです。また、スマートフォンの修理費用が最大3万円まで補償される保険も付帯しています。

シンプルな料金体系と充実したサポートサービスが魅力ですが、燃料費調整額が地域の電力会社より高くなる可能性があるため、料金面での節約を重視する方は注意が必要です。料金の分かりやすさと安心のサポートを重視する方におすすめです。

第8位:エネワンでんき「エネワンハッピー」|自分の使用量に合わせてプランが選べる

エネワンでんき

評価総合評価:★★★☆☆
おすすめ度全世帯向け:★★★☆☆
一人暮らし:★★★☆☆
ファミリー:★★★★☆
特徴・3つのプランから選択可能
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額
・最大8000円分のJCBカードプレゼント
・20A以下の契約は不可

おすすめの理由

  • 使用量に応じて3つのプランから選択可能
  • 新規申込で最大8000円分のJCBカードプレゼント
  • Pontaポイントが貯まりやすい仕組み
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,934円396円
2人暮らし280kWh10,603円528円
ファミリー350kWh13,355円528円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※燃料費の上限がないプランの場合、燃料価格が大幅に高騰した場合は上限があるプランよりも割高になる可能性があります。
※計算方法:基本料金+従量料金(使用量×単価)
※ポイント還元分は含まれていません

エネワンでんきは、1945年創業のガス会社サイサンが運営する新電力会社です。使用量に応じて「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンダブル」の3つのプランから選択できます。

燃料費調整額が地域の電力会社と同額なため、価格の変動が読みやすいのが特徴です。また、電気料金の支払いでPontaポイントが貯まるため、ポイントを活用したい方にもおすすめです。現在は新規申込特典として最大8000円分のJCBカードがもらえるキャンペーンを実施中です。

ただし、20A以下の契約ができないため、電気の使用量が少ない一人暮らしの方は契約できない場合があります。また、プランを選び間違えると割高になる可能性があるため、使用量をよく確認してプランを選択する必要があります。

第9位:リミックスでんき「Styleプラス」|市場価格と連動するお得な料金体系

評価総合評価:★★★☆☆
おすすめ度全世帯向け:★★★☆☆
一人暮らし:★★★☆☆
ファミリー:★★★★☆
特徴・基本料金0円で固定費なし
・市場連動型で30分ごとに料金が変動
・Looopでんきより安くなる傾向
・電気代が安定しない

おすすめの理由

  • 基本料金0円で固定費の負担なし
  • 安い時間帯を狙って利用すれば大幅な節約が可能
  • 同様の料金体系のLooopでんきより安い傾向
世帯人数使用量電気料金削減額(東京電力比)※市場単価平均12円で試算
1人世帯161kWh4,778円-762円
2人世帯283kWh8,399円-1,211円
3人世帯346kWh10,266円-1,901円

※再エネ賦課金は除いて計算しています。
※市場価格の変動により実際の料金は変動します。
※計算方法:固定従量料金(17.61円/kWh)+電源料金(市場平均12円/kWh)×使用量

リミックスでんきは、基本料金0円で30分ごとに料金が変動する市場連動型の電力会社です。同様の料金体系を持つLooopでんきと比較すると、固定従量料金は高めですが、電源料金の平均が安くなる傾向にあります。

最大の特徴は、電気の使用時間をずらすことで大幅な節約が可能な点です。特に日中の時間帯は電気料金が安くなりやすく、在宅で家事をされる方や、在宅勤務の方は大きなメリットを得られる可能性があります。また、電気代が高くなりそうな時間帯をLINEで通知してくれる「電気アラート」機能も便利です。

ただし、市場価格の変動により電気料金が安定しないため、毎月の家計管理を重視する方や、価格変動のリスクを避けたい方には不向きかもしれません。電気の使用時間を調整できる柔軟性がある方におすすめのプランです。

電力会社の選び方のポイント

  • 基本料金と電力量料金の両方をしっかり確認して、自身の使用量に合った会社を選ぶ
  • 燃料費調整額の仕組みを確認し、地域電力会社と同じか、上限があるかをチェック
  • ポイント還元やキャンペーン特典も含めて総合的に判断する

以上が関東エリアのおすすめ電力会社TOP10です。電力会社の選択は、単純な料金の比較だけでなく、料金の安定性、ポイント還元、付帯サービスなど、総合的な判断が重要です。ご自身の生活スタイルや重視するポイントに合わせて、最適な電力会社を選んでください。

なお、ここで紹介した料金シミュレーションは、燃料費調整額や再エネ賦課金を除いた金額です。実際の請求額は、これらが加算されるため異なる場合があります。特に燃料費調整額に上限がないプランは、燃料価格の高騰時に料金が高くなる可能性があることにご注意ください。

関東(東京)の一人暮らしやファミリーにおすすめの電力会社

世帯別

電力会社の選び方で重要なのは、世帯人数と使用量に応じた最適なプラン選びです。以下では、世帯別に具体的な料金シミュレーションを交えながら、それぞれの世帯構成に最適な電力会社をご紹介します。

一人暮らし向けのベストな電力会社

オクトパスエナジー

東京ガスの電気

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
一人暮らし:★★★★★
ファミリー:★★★☆☆
特徴・シンプルオクトパスは基本料金0円
・燃料費調整額0円の固定単価制
・友達紹介で双方5000円割引、紹介数上限なし

おすすめの理由

  • シンプルオクトパスは基本料金・燃料費調整額が0円で分かりやすい
  • 電力量料金が31.60円/kWhの固定制で、市場価格の変動を気にせず利用できる
  • 当サイト限定で15,000円のキャッシュバックを受けられる
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh4,114円22,236円
2人暮らし280kWh7,297円40,200円
ファミリー350kWh9,151円50,976円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:31.60円×使用量kWh

オクトパスエナジーは、特にシンプルオクトパスプランが一人暮らしの方に最適です。基本料金と燃料費調整額が0円で、電力量料金が31.60円/kWhの固定制となっているため、毎月の電気代が予測しやすいのが特徴です。

ただし、このプランは1年間限定の契約となっており、期間経過後はグリーンオクトパスプランに自動移行します。そのため、長期的な利用を考えている場合は、1年後の料金プラン変更を考慮に入れる必要があります

楽天でんき

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★☆☆
一人暮らし:★★★★☆
ファミリー:★★★☆☆
特徴・基本料金0円のシンプルな料金体系
・電気代200円につき1楽天ポイント還元
・楽天経済圏との相性が良い

おすすめの理由

  • 基本料金0円で、電力量料金が一律36.85円/kWhのシンプルな料金体系
  • 楽天市場でのお買い物でポイント0.5倍のSPU対象
  • 楽天ガスとセット利用で電気ガス代100円につき1ポイント還元
世帯人数使用量電気料金削減額(東京電力比)
1人世帯161kWh5,932.9円-560.0円
2人世帯283kWh10,428.6円-1,226.6円
3人世帯346kWh12,750.1円-1,495.1円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:36.85円×使用量kWh
※楽天ポイント還元分は含んでいません

楽天でんきは、楽天経済圏を利用している一人暮らしの方に特におすすめです。電気料金自体は他社と比べて割高になりますが、楽天ポイントの還元率の高さがメリットです。

特に楽天市場での買い物が多い方は、電気代200円につき1ポイントの還元に加えて、SPUでの0.5倍ポイントも獲得できます。さらに、楽天ガスとセットで契約すれば電気ガス代100円につき1ポイントの還元があり、実質的な電気代は大幅に抑えられます。

2~3人暮らし向けの電力会社比較

オクトパスエナジー

東京ガスの電気

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★★
ファミリー:★★★★☆
特徴・使用量が多いほど単価が安くなる3段階料金制
・グリーンオクトパスは環境に優しい電力
・紹介制度が充実している

おすすめの理由

  • 2-3人世帯の平均的な使用量で最も経済的な料金体系
  • 基本料金が一般的な電力会社より約10%安い
  • 友達紹介で双方5000円割引が適用され、紹介数の上限がない
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh4,114円22,236円
2人暮らし280kWh7,297円40,200円
ファミリー350kWh9,151円50,976円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)

オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」プランは、2-3人世帯の平均的な電気使用量(280-350kWh)で最も経済的になるよう設計されています。基本料金が従来の電力会社より約10%安く設定されており、使用量が多くなるほど単価が安くなる3段階料金制を採用しています。

また、友達紹介制度による割引が充実しているのも特徴です。紹介する側もされる側も5000円の割引が適用され、紹介できる人数に制限がないため、知人が多い方はさらなる節約が可能です。

東京ガスの電気

東京ガスの電気

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★☆
ファミリー:★★★★☆
特徴・燃料費調整額が地域の電力会社と同額
・ガスとのセット割(電気代0.5%OFF)あり
・新電力で最多の契約件数を誇る

おすすめの理由

  • 東京電力より必ず安くなる料金体系
  • 大規模な自社発電所を持ち、安定供給が可能
  • ガスとのセット割引で更なる節約が可能
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,967円
2人暮らし280kWh10,647円
ファミリー350kWh13,399円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)
※ガスセット割0.5%適用後の金額
–>

東京ガスは、安定性と信頼性を重視する2-3人世帯に特におすすめの電力会社です。大手ガス会社が運営する新電力として、自社発電所を保有し安定した電力供給が可能なことが最大の特徴です。

料金面では、東京電力より必ず安くなる料金体系を採用しています。特に2-3人世帯の平均的な使用量(280-350kWh)では、ガスとのセット割による0.5%の割引も加わり、月々の節約効果を実感しやすい水準となっています。

また、燃料費調整額が地域の電力会社と同額に設定されている点も、家計管理の観点から大きなメリットです。近年、燃料費調整額の変動が電気代に大きく影響していますが、東京ガスでは地域電力会社と同じ基準で調整されるため、極端な価格変動を避けることができます。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★★
ファミリー:★★★★☆
特徴・使用量に合わせて3つのプランから選択可能
・電気・ガス両方でセット割が適用
・カテエネポイントが貯まりやすい

おすすめの理由

  • 電気代100円につき1ポイントという高還元率
  • ガスとセット契約で電気・ガス代それぞれ0.5%割引
  • d払いやPayPayなど、様々な支払い方法に対応
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh6,257円-3,480円
2人暮らし280kWh10,943円-3,552円
ファミリー350kWh13,480円-972円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)-セット割0.5%
※ポイント還元分は含んでいません

CDエナジーダイレクトは、特に2-3人世帯向けに最適化された料金プランを提供しています。電気の使用量が月間280-350kWh程度の世帯では、「ファミリーでんき」プランを選択することで、大きな節約効果が期待できます。

また、他社との大きな差別化ポイントは、充実したポイント制度です。電気代100円につき1ポイントという高還元率に加え、結婚や出産などのライフイベント時に1000-3000ポイントが付与される「祝割」制度もあります。

ファミリー世帯(4人以上)におすすめの電力会社

TERASELでんき

TERASELでんき

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★☆
ファミリー:★★★★★
特徴・使用量が多いほどお得な料金体系
・電気代200円につき楽天ポイント1ポイント付与
・新規申込で8000円相当のポイントプレゼント

おすすめの理由

  • 300kWh超過分の電力量料金が業界最安水準
  • 紹介制度で紹介者3000円・被紹介者2000円の電気代割引
  • 楽天ポイントが貯まりやすい料金体系
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,881円1,032円
2人暮らし280kWh10,304円4,116円
ファミリー350kWh12,771円7,536円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)
※楽天ポイント還元分は含んでいません

TERASELでんきは、特に電気使用量の多いファミリー世帯に最適な料金プラン設計となっています。300kWh超過分の電力量料金が35.64円/kWhと、競合他社と比較して最安水準の料金設定です。

さらに、電気代200円ごとに1ポイントの楽天ポイント還元があり、使用量の多いファミリー世帯ほどポイント還元のメリットを享受できます。例えば月間使用量が400kWhの場合、毎月約60ポイントが還元されます。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★☆
ファミリー:★★★★★
特徴・オール電化向けプランが充実
・dポイントや楽天ポイントが貯まるプランあり
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額

おすすめの理由

  • 300kWh以上の使用でもファミリーでんきプランなら割安な料金設定
  • カテエネポイントが貯まりやすく、電気代の実質負担が軽減
  • ガスとのセット割で電気・ガス代ともに0.5%割引
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh6,225円-3,096円
2人暮らし280kWh10,888円-2,892円
ファミリー350kWh13,412円-156円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)-セット割0.5%
※ポイント還元分は含んでいません
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CDエナジーダイレクトは、ファミリー世帯向けに特化した「ファミリーでんき」プランを提供しています。300kWh以上の使用でも36.50円/kWhという割安な料金設定で、大家族の電気代負担を軽減できます。

また、オール電化住宅向けのプランも充実しており、電化製品を多用するファミリー世帯にとって選択肢が広いのも特徴です。さらに、電気代の支払いでカテエネポイントが貯まり、貯まったポイントは電気代の支払いに充当できるため、実質的な料金負担を抑えることができます。

東京ガスの電気

東京ガスの電気

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度全世帯向け:★★★★☆
2-3人世帯:★★★★☆
ファミリー:★★★★★
特徴・電力の供給が安定している
・300kWh超過分の料金が39.50円/kWhと平均的
・燃料費調整額が地域の電力会社と同額で安定

おすすめの理由

  • 自社発電所を持ち、安定した電力供給が可能
  • 大手ガス会社ならではの信頼性の高さ
  • 電気とガスのセット割で0.5%の割引
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,896円852円
2人暮らし280kWh10,468円2,148円
ファミリー350kWh13,143円3,072円

※燃料費調整額、再エネ賦課金は除いて計算しています。
※計算方法:基本料金+(使用量に応じた3段階の電力量料金×使用量)-セット割0.5%
※セット割適用後の金額です
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東京ガスの電気は、ファミリー世帯の中でも特に安定性を重視する方におすすめです。大手ガス会社が運営する新電力として、自社発電所を保有しており、安定した電力供給が可能です。

料金面では東京電力より確実に安くなる設計となっており、ガスとのセット割で0.5%の割引が適用されます。また、燃料費調整額が地域の電力会社と同額に設定されているため、市場価格の変動による影響を受けにくいのも特徴です。

さらに、新規申込で電気代の基本料金が1ヶ月無料になるキャンペーンを実施しています。ファミリー世帯は基本料金が高額になりやすいため、このキャンペーンによる節約効果も大きくなります。

ファミリー世帯で東京ガスの電気を検討する際は、家電の使用状況に応じて適切なアンペア数を選択することが重要です。エアコンや電子レンジなどの大型家電を同時に使用する機会が多い場合は、余裕を持って60Aでの契約をおすすめします。

関東(東京)のオール電化におすすめの電力会社

オール電化
オール電化住宅は一般住宅の1.5倍以上の電力を使用するため、電力会社の選択が非常に重要です。単純な料金の安さだけでなく、燃料費調整額の設定や電源調達調整費の有無もチェックしましょう。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度オール電化住宅:★★★★★
床暖房利用:★★★★☆
エコキュート利用:★★★★★
特徴・夜間の電力量料金が最安水準
・燃料費調整額が地域電力と同額
・カテエネポイントが貯まる
・dポイントや楽天ポイントが選べる

おすすめの理由

  • 夜間の電力量料金が28.06円/kWhと格安
  • 燃料費調整額が東京電力と同じため、料金が安定している
  • 電気料金200円につき1カテエネポイントが貯まる
契約容量使用量1ヶ月の電気料金削減額(東京電力比)
10kVA450kWh17,677円32円
12kVA550kWh21,459円38円
15kVA660kWh25,631円48円

CDエナジーダイレクトの「スマートでんき」は、オール電化住宅向けの従量料金が業界最安水準。東京電力エリアで最も契約数の多いオール電化プランです。

特筆すべきは、燃料費調整額が東京電力と同じという点。燃料費調整額に上限を設けていない新電力会社が多い中、料金の安定性が高いのが特徴です。

シン・エナジー

シン・エナジー

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度オール電化住宅:★★★★☆
床暖房利用:★★★★☆
エコキュート利用:★★★★☆
特徴・昼夜の時間帯で料金が変わる生活フィットプラン
・デイタイムは20.05円/kWhで最安値
・マイページで最適なプランを自動シミュレーション

おすすめの理由

  • 昼の時間帯が最安値の20.05円/kWh(デイタイム)
  • 生活スタイルに合わせて昼型・夜型を選択可能
  • マイページで自動的に最適なプランを提案
契約容量使用量1ヶ月の電気料金削減額(東京電力比)
10kVA450kWh18,782円-1,073円
12kVA550kWh22,853円-1,356円
15kVA660kWh27,315円-1,636円

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シン・エナジーの「生活フィットプラン」は、昼間の電力使用が多い世帯向けに、デイタイムの料金を20.05円/kWhに設定。日中の在宅が多い方に特におすすめです。

昼型・夜型から生活スタイルに合わせてプランを選択できる点も特徴。さらに、マイページで自動的に最適なプランを提案してくれるため、プラン選びに迷うことがありません。ただし、燃料費調整額が地域電力会社と異なるため、高騰時は注意が必要です。

関東(東京)の電気ガスセットにおすすめの電力会社

電気とガスをまとめて契約することで、セット割引や特典が適用されるのが特徴です。ここでは、特にお得なセット契約を提供している電力会社をご紹介します。

東京ガスの電気

東京ガス

評価総合評価:★★★★★
おすすめ度一人暮らし:★★★☆☆
2人世帯:★★★★★
3人以上:★★★★★
特徴・電気料金0.5%割引
・新規申込で基本料金1ヶ月無料
・自社発電所による安定供給
・燃料費調整額が地域電力と同額

おすすめの理由

  • 2人世帯以上なら電気ガスセットで最安値を実現
  • 大手ガス会社ならではの安定したガス供給
  • 電気ガス料金をまとめて支払いでき、管理が楽
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh5,896円852円
2人暮らし280kWh10,468円2,148円
ファミリー350kWh13,143円3,072円

東京ガスの電気は、2人世帯以上で利用する場合、電気とガスのセット契約で最もお得になります。特に月間のガス使用量が30㎥を超える世帯では、大きな節約効果が期待できます。

また、新規申込特典として基本料金1ヶ月分が無料になるキャンペーンを実施中。さらに、電気とガスの請求を一本化できるため、支払い管理の手間も軽減できます。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト

評価総合評価:★★★★☆
おすすめ度一人暮らし:★★★★★
2人世帯:★★★★☆
3人以上:★★★★☆
特徴・電気・ガスともに0.5%割引
・カテエネポイントが貯まる
・ガス従量料金が安い
・新規申込で2,000ポイントプレゼント

おすすめの理由

  • 一人暮らしの電気ガスセットで最安値を実現
  • 電気料金100円につき1ポイントのお得な還元率
  • ガスの従量料金単価が東京ガスより安い
世帯人数使用量電気料金年間節約額(東京電力比)
1人暮らし160kWh6,225円-3,096円
2人暮らし280kWh10,888円-2,892円
ファミリー350kWh13,412円-156円

CDエナジーダイレクトは、一人暮らし向けの電気ガスセット契約で最安値を実現しています。特に、ガスの従量料金単価が140.76円と、東京ガスの145.31円よりも安価な点が特徴です。

さらに、電気・ガス料金100円ごとに1カテエネポイントが貯まるポイント還元制度も魅力。新規申込時には2,000ポイントがプレゼントされるため、実質的な料金はさらにお得になります。

関東(東京)の電力会社を比較する前に押さえておきたい基礎知識

基礎知識

2016年の電力自由化以降、関東エリアでは20社以上の電力会社から選べるようになりました。選択肢が増えた一方で、「どの会社を選べばいいのかわからない」という声も多く聞かれます。

電力会社を比較する前に、基本的な知識を押さえておくことで、自分に合った電力会社を見つけやすくなります。まずは新電力会社と従来の電力会社の違い、そして電気料金の仕組みについて詳しく解説していきます。

新電力会社と従来の電力会社の違い

新電力会社とは、2016年の電力自由化によって新しく参入した電力会社のことを指します。一方、従来の電力会社は東京電力などの大手電力会社を指します。

両者の最も大きな違いは、電力供給の仕組みです。従来の電力会社は発電から送電、販売までを一貫して行うのに対し、新電力会社は主に電力の販売を行います。

ただし、新電力会社でも電気の品質は従来の電力会社と全く変わりません。これは送電網を従来の電力会社と共有しているためです。そのため、停電のリスクや電気の質を心配する必要はありません。

電気料金の仕組みと計算方法

電気料金は大きく分けて基本料金電力量料金、そして各種調整費で構成されています。これらの仕組みを理解することで、より賢い電力会社の選択が可能になります。

基本料金と電力量料金について

基本料金は契約アンペア数に応じて決まる固定費用です。たとえば東京電力の場合、10Aあたり311.75円で、契約アンペア数に応じて金額が変動します。

一方、電力量料金は実際に使用した電力量に応じて計算される変動費用です。多くの電力会社では使用量に応じて3段階の料金体系を採用しており、使用量が増えるほど単価も上がっていく仕組みになっています。

例えば、一般的な家庭(40A・300kWh使用)の場合の計算方法は以下の通りです:

  • 基本料金:40A×311.75円=1,247円
  • 電力量料金:120kWhまで(29.80円×120kWh)+120kWh超過300kWhまで(36.40円×180kWh)=10,128円
  • 合計金額:11,375円

燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金

電気料金には基本料金と電力量料金以外に、燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。

燃料費調整額は、火力発電に使用する燃料価格の変動を電気料金に反映させる制度です。この金額は毎月変動し、電力会社によって算出方法が異なります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギーの普及を促進するための費用で、すべての電力会社で単価は同じです。2024年5月分からは3.49円/kWhとなっています。

電力会社の選び方と注意点

電力会社の選び方と注意点

関東・東京エリアでは、東京電力以外にも多くの新電力会社から選択できるようになっています。しかし、ただ単に電気料金が安いというだけで選んでしまうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

ここでは、電力会社を選ぶ際の重要なポイントと、契約前に必ず確認しておくべき事項について詳しく解説していきます。

電力会社を選ぶ際の5つのポイント

電力会社を選ぶ際は、以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

電力会社選びの重要ポイント

  • 供給エリアが自宅の地域に対応しているか確認する
  • 基本料金と電力量料金の組み合わせが自身の使用量に適しているか確認する
  • ガスとのセット割引やポイント還元などの特典内容を比較する
  • 燃料費調整額の上限設定の有無を確認する
  • 支払い方法や請求方法が自身のライフスタイルに合っているか確認する

特に関東エリアでは、CDエナジーダイレクトLooopでんきといった新電力会社が充実したサービスを展開しています。例えば、CDエナジーダイレクトでは、基本料金が10Aあたり276.90円と東京電力の311.75円より安く設定されており、月間使用量300kWhの場合で年間約12,000円の節約が可能です。

契約前に確認すべき重要事項

電力会社との契約前には、特に以下の点について慎重に確認する必要があります。

契約前の確認事項

  • 契約期間や解約金の有無(特に1年未満での解約時に発生する可能性がある)
  • マンションの場合、管理組合やオーナーの承認が必要か
  • スマートメーターの設置が必要か、その場合の工事費用の有無
  • 燃料費調整額の計算方法と上限設定の有無

2024年の電気料金値上げについて

2024年は電気料金の値上げが予定されています。この値上げは、燃料費の高騰や各種制度の変更に伴うもので、すべての電力会社に影響を与える可能性があります。

値上げの背景と影響

電気料金値上げの主な要因は5つあります。燃料費の高騰、電気・ガスの価格激変緩和対策事業での補助金終了、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ、託送料金の値上げ、容量拠出金制度の導入によるものです。

特に再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2024年度から3.49円/kWhとなり、2023年度の1.40円/kWhから大幅に上昇します。

対策方法について

値上げへの対策として、以下のような方法が効果的です。

  • 使用量にあった適切なプランを選択する(使用量が少ない場合は基本料金の安いプラン、多い場合は電力量料金の安いプランを選ぶ)
  • ガスとのセット割引を活用する(東京ガスの場合、電気代が0.5%割引になる)
  • ポイント還元サービスのある電力会社を選ぶ(TERASELでんきなら電気代200円につき1楽天ポイント還元)
  • 時間帯別プランの活用(シン・エナジーの生活フィットプランなら、ライフスタイルに合わせて昼型・夜型を選択可能)

電力会社の乗り換え方法と手順

電力会社の乗り換え方法と手順
電力会社の乗り換えは、思っているよりも簡単に行えます。ほとんどの新電力会社では、オンラインで手続きが完結し、現在の電力会社への解約連絡も不要です。

乗り換えの具体的な流れ

電力会社の乗り換えは、以下のような流れで進んでいきます。

STEP
必要書類の準備

現在契約中の電力会社の「電気ご使用量のお知らせ」から以下の情報を確認します。

  • お客様番号
  • 供給地点特定番号(22桁の番号)
  • 現在の契約アンペア数
  • 過去1年分の使用量

STEP
新しい電力会社の選択とプラン決定

用意した使用量データをもとに、各社のシミュレーションを行い、最適な電力会社とプランを選択します。例えば、オクトパスエナジーでは、基本料金が東京電力の約3分の1で、電力量料金も大幅に安くなっています。月間使用量300kWhの場合、年間で約20,000円の節約が可能です。

STEP
申し込み手続き

選択した電力会社のWebサイトから申し込みを行います。基本的な個人情報と、STEPで準備した書類の情報を入力するだけで完了します。所要時間は約5〜10分程度です。

STEP
切り替え完了

申し込みから約2週間〜1ヶ月程度で切り替えが完了します。スマートメーターの設置が必要な場合は、東京電力パワーグリッドから工事の日程調整の連絡があります。

乗り換え時の注意点

乗り換え時の主な注意点

  • マンションやアパートの場合は、管理会社に確認が必要
  • スマートメーター未設置の場合、設置工事が必要
  • 現在のプランに解約金がないか確認
  • 乗り換え先の燃料費調整額の計算方法を確認(東京電力と異なる場合がある)

よくあるトラブルと対処法

電力会社の乗り換えでよく発生するトラブルとその対処法について解説します。

  • 想定より電気代が高くなった場合
    多くの新電力会社では違約金なしで解約可能です。例えば、CDエナジーダイレクトやTERASELでんきは、期間縛りのない自由なプランを提供しています。
  • スマートメーター工事の日程調整ができない場合
    工事は東京電力パワーグリッドが実施するため、新電力会社のカスタマーサポートに相談することで、柔軟な対応が可能です。
  • 請求金額に疑問がある場合
    各社のカスタマーサポートで詳細な内訳を確認できます。特にHTBエナジーやエネワンでんきなどは、オンライン上で使用量や料金の詳細を確認できるシステムを導入しています。

※電気料金の計算には燃料費調整額、再エネ賦課金は含まれていません。実際の請求額はこれらが加算されます。

関東(東京)の電力会社に関するよくある質問

よくある質問

電力会社の乗り換えを検討する際、多くの方が不安や疑問を抱えています。ここでは、特によく寄せられる質問について、具体的に回答していきます。

新電力会社は安全なの?

新電力会社は電気事業法に基づいて登録された正規の事業者であり、安全性に問題はありません。実際の送配電網は既存の電力会社のものを使用しているため、電力供給の安定性も確保されています。

新電力会社の安全性を裏付ける要素

  • 経済産業省による厳正な審査を経て登録されている
  • 送配電網は東京電力パワーグリッドが管理している
  • 電力の品質は東京電力と同じ
  • 停電時の対応も東京電力パワーグリッドが実施

電気の品質は変わるの?

電気の品質は新電力会社に切り替えても一切変わりません。これは、実際の送電網が東京電力パワーグリッドによって一元管理されているためです。

例えば、電圧や周波数は地域で統一されており、関東エリアでは100V・50Hzで提供されます。停電対応や電線の保守点検なども、すべて東京電力パワーグリッドが実施するため、サービス品質は従来と変わりません。

違約金や解約金はかかるの?

多くの新電力会社では違約金や解約金は設定されていません。ただし、以下のような場合は注意が必要です。

  • シンプルオクトパス(オクトパスエナジー):1年契約の縛りがあり、期間内の解約は条件変更が必要
  • 一部のキャンペーン特典付きプラン:契約期間内の解約でキャッシュバック等の返還が必要
  • ガスとのセット割引を適用している場合:解約により割引が終了

電力会社が倒産したらどうなるの?

電力会社が倒産しても、突然電気が止まることはありません。電気事業法で定められた制度により、以下のような保護措置が設けられています。

倒産時の保護制度

  • 一定期間は「最終保障供給」として東京電力から継続して電気が供給される
  • 新しい電力会社に切り替えるまでの期間が猶予される
  • 事業廃止の際は事前に通知があり、切り替えの時間的余裕が確保される

実際に、大手企業グループ傘下の新電力会社が多く参入している現在では、突然の倒産のリスクは極めて低くなっています。例えば、東京ガスの電気、CDエナジーダイレクト、ENEOSでんきなどは、大手企業グループによる安定した経営基盤を持っています。

※電力会社の選択に際しては、単純な料金の比較だけでなく、会社の信頼性や事業継続性も考慮することをおすすめします。

まとめ:あなたに合った電力会社を選ぼう

関東・東京エリアでの電力会社選びは、自身の生活スタイルや使用量に合わせて慎重に検討することが大切です。特に2024年は電気料金の値上げが予定されているため、より賢い選択が求められます。

新電力会社への切り替えは、一般的に考えられているよりもずっと簡単です。オンラインでの手続きが主流で、多くの場合5分程度で申込みが完了します。また、切り替え後も品質面での心配は不要です。

電力自由化によって私たちには選択の自由が与えられました。この機会に、ぜひご自身のライフスタイルに合った電力会社を見つけてください。

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